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The Incredible String Bandは、1966年にエディンバラ/グラスゴー周辺で結成されたスコットランドのサイケデリック・フォーク・バンドだ。中心になったのは、もともとスコットランドのフォーク・クラブ・シーンでデュオとして活動していたRobin WilliamsonとClive Palmerで、そこにMike Heronが加わってバンドとして動き始めた。
メンバーは時期によって入れ替わりがあり、Robin Williamson、Mike Heron、Clive Palmerのほか、Malcolm Le Maistre、Stan Schnier、Lawson Dando、Rose Simpson、John Gilston、Christina McKechnie、Graham Forbes、Bina Williamson、Gerard Dott、Jack Ingram、Clare Smithなどがクレジットされている。
彼らはプロデューサーのJoe Boydに見出され、1967年に発表した『The 5000 Spirits or the Layers of the Onion』で注目を集めた。ウェブ上の情報でも、この作品はThe Beatlesと比較されることがあり、Paul McCartneyが「1967年のお気に入りアルバム」として挙げたという話も紹介されている。
続く1968年の『The Hangman's Beautiful Daughter』は、商業的にも大きな到達点として扱われることが多い。制作では当時まだ新しかった24トラック録音が使われていて、サイケデリック・フォークの制作面でも重要な作品として見られている。
The Incredible String Bandの特徴は、一般的なギターやフルートだけでなく、ウード、ギンブリ、シタール、ハンマー・ダルシマー、ハープシコードなど、さまざまな民族楽器や古楽器を取り入れている点にある。Robin WilliamsonとMike Heronは、これらの楽器を使い分けながら録音に参加していた。
音の組み立てとしては、スコットランドのフォークの語法に、非西洋の楽器の音色をそのまま重ねているのが大きい。こうしたやり方は、後のワールド・ミュージックの流れを先取りしたものとして語られることがある。
関連サイトでは、ライブ音源や未発表音源、ディスコグラフィー、アーカイブ資料も確認できる。こうした資料からも、The Incredible String Bandが単なるフォーク・バンドに収まらず、サイケデリック・フォークの広がりを示した存在として扱われていることがわかる。
特に初期2作は、フォーク、サイケデリア、民族音楽の要素を同時に追っていた時期の記録として見やすい。スコットランドのフォーク・クラブから出発して、録音技術や楽器編成の面でも独自の方向へ進んだバンドとして押さえておきたい。
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