Andromeda

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Andromeda

Andromedaについて

Andromedaは、1967年末から1970年にかけて活動したロンドン出身のヘヴィ・サイケデリック・ロック・グループだ。中心メンバーはギター/ボーカルのJohn Du Cann、ベース/ボーカルのMick Hawksworth、ドラムのIan McLaneで、初期にはJohn Rhymerも在籍していた。Rock、Bluesを土台にしながら、Psychedelic Rock、Prog Rock、Acid Rockの要素を取り込んだバンドとして紹介されることが多い。

結成からデビュー作までの流れ

バンドの出発点は1967年末にある。John Du Cann、Mick Hawksworth、John Rhymerの3人でロンドンのCentral Sound Studiosに入り、2曲入りのアセテートを録音した。ここで生まれた流れが、その後のAndromedaにつながっていく。

1968年夏には、Graham Clark Studiosでデモ用のアセテートを複数録音した。マネージャーのTim Sharmanがその一部をBBCのJohn Peelに持ち込み、Peelが反応したことで、1968年10月にはRadio 1のセッション録音へ進んでいる。ラジオ出演をきっかけに評判が広がり、Marquee Clubでも1968年11月から1969年2月にかけて出演機会を得た。

バンド編成の変化とRCA契約

1969年初めには、John Peelが立ち上げようとしていたDandelionレーベル向けの流れの中で、Sohoの新しいTrident Studiosでデモを録音している。この時点でドラマーが交代し、Ian McLaneが加入した。サウンドは以前よりも重く、構成も込み入った方向へ寄っていったが、この変化はPeelの意向とは合わず、関係はそこで終わっている。

その後、Tim SharmanがRCAとの契約をまとめ、1969年春にAdvision Studiosでアルバムを録音した。録音と制作の自由度はかなり高かったようで、同年6月にはアルバム未収録のシングルも出している。アルバム『Andromeda』は1969年9月に発売された。

唯一のアルバム『Andromeda』

Andromedaが残したスタジオ・アルバムはこの1枚だけだ。発売当時は音楽誌などで高い評価を受けた一方で、セールスには結びつかなかった。ライブ活動は続いたが、1970年3月にJohn Du CannがAtomic Rooster加入のため脱退し、バンドは解散した。

このアルバムは、1960年代のヘヴィ・サイケと1970年代ハードロックのあいだに位置する作品として語られることが多い。ギターの歪みやリズムの重さが前面に出ていて、曲によってはかなりメタルに近い印象を受ける。プログレッシブな展開もあり、単純なサイケデリック・ロックだけでは収まりにくい内容だ。

メンバーとその後の動き

  • John Du Cann: ギター/ボーカル。のちにAtomic Roosterへ加入。
  • Mick Hawksworth: ベース/ボーカル。解散後はKilling Floorに短期間参加。
  • Ian McLane: ドラム。Andromeda在籍時はIan McLane名義で活動。
  • John Rhymer: 初期メンバーとしてアセテート録音に参加。

再評価と再発

オリジナルLPは現在では高値で取引される稀少盤として扱われている。再発も複数回行われていて、コレクター向けの関心も強い。さらに2023年には、John Du Cann自身による未発表のオリジナル・ミックス版が発掘されてリリースされた。そこには、当時の収録時間の都合で外された楽曲や別テイクが含まれていて、既存盤とは異なる内容になっている。

Andromedaの位置づけ

活動期間は短いが、John Peelに見出された経緯、RCAからの唯一作、そして重さのあるサウンドで評価された点が、今でもAndromedaを語るときの軸になっている。英国の60年代後期サイケデリック・ロックを追うときに、外せないバンドのひとつとして名前が挙がることが多い。

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