Azoto

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Azoto

Azotoとは

Azotoは、イタリアのディスコ・プロジェクトとして知られている。プロフィールでは「Disco studio assemblage」とされており、中心人物はチェルソ・ヴァッリ(Celso Valli)だ。ジャンルはElectronic、Funk / Soul、スタイルはDiscoに分類されている。

デビューと名義の変化

ウェブ上の情報では、最初は「Lucrethia & The Azoto 14,008」という名義で活動を始め、1978年に12インチEP『Dance Skinsation』でデビューした。その後、名義を「Azoto」に改めている。同じ1978年には『Music Makers Ltd』も発表され、ここでの冒頭曲は伝統曲「Hava Nagila」のディスコ・カバーだった。

この「Hava Nagila」は、後年になってノルウェーのDJ/プロデューサーであるPrins ThomasやTodd Terjeによるリエディットを通じて再評価されている。

『Disco Fizz』とサウンドの特徴

1979年のアルバム『Disco Fizz』は、ミラノ近郊ロッツァーノのEliseo Sound Studiosで録音された。ここではラテン、アーリー・ディスコ、イタロ・ディスコの要素が混ざったサウンドが展開されている。音楽サイトでは「最高のイタロ・ディスコLPの一つ」と紹介されることもある。

Azotoの音源は、ディスコの基本的なビート感に加えて、イタリアらしいアレンジや当時のクラブ・サウンドの要素が入っている。電子的な処理とファンク/ソウル寄りのグルーヴを軸にしながら、ラテン色のあるフレーズやカバー曲の選び方が目立つ。

チェルソ・ヴァッリの活動

Azotoを手掛けたチェルソ・ヴァッリは、ボローニャ出身の作曲家、編曲家、プロデューサーだ。1950年生まれで2025年に亡くなっている。もともとはプログレッシブ・ロック・バンドPing Pongでキーボード奏者として活動し、その後1970年代末にアレンジャー/プロデューサーとして本格的に動き始めた。

この時期にAzotoのほか、TantraやPassengersといったイタロ・ディスコ系プロジェクトも手掛けている。1979年にミーナと出会ったことをきっかけに仕事の幅が広がり、以後はクラウディオ・バリオーニ、ヴァスコ・ロッシ、RAF、ジャンニ・モランディ、ラウラ・パウジーニ、エロス・ラマゾッティ、アンドレア・ボチェッリなど、イタリアの有名歌手の編曲やプロデュースを担当した。2006年にはキャリア功労賞も受賞している。

Azotoが残したもの

Azotoの名前は、1970年代後半のイタロ・ディスコ初期を追ううえで重要な存在として挙げられることが多い。特に『Music Makers Ltd』や『Disco Fizz』は、当時のディスコ、ラテン、イタロ・ディスコの接点を確認しやすい作品として扱われている。後年のリエディットによる再評価もあり、クラブ文脈で掘り直されてきたプロジェクトだ。

ジャンル・スタイル

Electronic Funk / Soul Disco
toast