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Cosmic Rayは、英領ギアナ(現ガイアナ)出身のミュージシャン、レイ・スコットによる音楽プロジェクトだ。ジャンルはRockで、スタイルとしてはProg RockやSpace Rockに位置づけられている。中心人物はRay Scottで、ソロや複数のバンド活動を通じて長く音楽を続けてきた。
スコットは10歳の頃、故郷で「Ray and the Melody Makers」を結成して音楽活動を始めた。その後、十代のうちに率いたバンド「Ray Scott and Merge」が、英米のロックンロールを演奏する国内的人気バンドへと成長したと伝えられている。早い段階から演奏と作曲の両方を積み重ねてきた人物として見てよさそうだ。
のちにカナダへ移住し、トロントを拠点に活動を続けた。現地ではレジデント・クラブバンド「Ray Scott and the Saints」を組織し、さらにブラック・ファンク・バンド「Scott Free」も結成している。活動の場を移しても、バンド編成を変えながら音楽を続けてきた経歴がある。
Cosmic Ray名義では、1980年に発表したアルバム『Living Today Phase One』が代表作の一つとして挙げられている。同年の楽曲「Space in Time」は、ラジオ局Q107主催の「Home Grown Talent Competition」で入賞10曲の一つに選ばれ、ユニセフのチャリティ・アルバムにも収録された。
後年にはソロ名義で、14曲のオリジナル楽曲から成る『It's All About Love』を発表している。また、戦争や核戦争の脅威、人間の非人道性への抗議を音の詩としてまとめたコンセプト作『No More Fire in the Sky』もプロデュースしている。
Cosmic Rayの作品は、プログレッシブ・ロックやスペース・ロックの枠で語られることが多い。加えて、社会的なテーマを音と言葉で扱う点も特徴として見て取れる。楽曲「Space in Time」や『No More Fire in the Sky』の内容を見ると、単にサウンド面の拡張だけでなく、メッセージ性を持たせた作り方をしている。
スコット自身は、社会的なテーマを情感豊かに描き出すポップ・ソングライターとして活動してきた。ロックンロール、ファンク、プログレ、スペース・ロックといった要素を行き来しながら、曲作りの軸は一貫しているように見える。
公式サイトは http://www.cosmicraymusic.com だ。作品や活動歴を追うと、地域をまたいで音楽を続けてきたミュージシャンとしての輪郭が見えやすい。