Drnwyn

Vinyl Record Reviews

Drnwynとは

Drnwynは、1970年代のアメリカで活動したアシッド/サイケデリック・フォーク・ロック・バンドです。ジャンル表記ではRock、Bluesにまたがりつつ、実際の音像はフォーク・ロックを土台にしたサイケデリック寄りの作品として整理されています。

リリース歴

確認できるアルバムは、1978年に自主制作のプライベート・プレスで出た『Gypsies in the Mist』です。流通量が少なかったため、現在は入手困難なレア盤として扱われています。2006年にはUnderground Mastersから再発も行われていて、コレクターの間ではアシッド・サイケ・フォーク・ロックの隠れた作品として知られています。

メンバー構成

中心になっているのは、David W. HoagとJohn Volioのデュオです。Hoagはアコースティック・ギター、マンドリン、シンセサイザー、ヴォーカルを担当し、Volioはアコースティック・ギターとヴォーカルを担っています。そこに以下のメンバーが加わっています。

  • Randy Pregibon:リード・ギター
  • Kevin McIlvaine:ベース
  • Larry Davis:ドラムス
  • Nancy Fannin:ヴォーカル
  • Cheryl McIlvaine:ヴォーカル

サウンドの特徴

『Gypsies in the Mist』の音作りは、アコースティック・ギターとマンドリンを軸に、エレクトリック・ギターのリードやキーボード、多重ヴォーカルを重ねたフォーク・ロックが基本です。女声を含む歌の重なりがあるため、編成のわりに厚みのある仕上がりになっています。

その一方で、曲によってはサイケデリックな要素が前に出ます。ウェブ上で言及されている「The Madman and the Angel」は、そうした色合いが強い曲として挙げられています。アコースティック主体の曲作りと、ところどころに入るサイケデリックな展開の組み合わせが、Drnwynの特徴として整理できます。

位置づけ

Drnwynは大きなディスコグラフィーを残したバンドではなく、少なくとも現時点で確認しやすいのは『Gypsies in the Mist』です。そのため、活動の全体像よりも、この1枚のアルバムの内容で語られることが多いグループです。

1970年代のアメリカン・フォーク・ロック、アシッド・フォーク、サイケデリック・ロックに関心がある人にとっては、かなり気になる存在です。自主制作盤として出た背景も含めて、当時のローカルな録音物を掘る流れの中でチェックされてきたバンドです。

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