Feist

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Feistについて

Feistは、カナダ出身のシンガーソングライター、レスリー・フィーストの名義で知られるアーティストである。1976年2月13日、ノバスコシア州アマースト生まれ。ソロで活動する一方、カナダのインディーロック・コレクティブ、Broken Social Sceneのメンバーとしても参加してきた。

活動の流れ

ソロ作品では、アルバムごとに表現の幅を広げながらキャリアを重ねてきた。2007年の3rdアルバム『The Reminder』では、シングル「1234」が大きく注目を集めた。この曲はAppleのiPod nanoのテレビCMに起用され、放映月だけでシングルが24万9000枚を売り上げたとされている。Appleの広告で広く知られた楽曲の中でも、かなり強いインパクトを残した事例として扱われている。

その後、「1234」は2008年に子ども向け教育番組『セサミストリート』でも取り上げられた。エルモやゾーイ、ロージータ、テリー・モンスターたちが登場し、ペンギンやニワトリを数える内容に置き換えたパロディ版を、Feist本人が歌っている。この映像はセサミストリート公式YouTubeチャンネルで長く再生され、2008年から2019年の間に2億4000万回以上再生されたとされている。

音楽的な特徴

ジャンル情報ではRockが軸にあり、スタイルとしてFolk Rock、Avantgarde、Loungeが挙げられている。実際の活動でも、フォーク寄りの書き方とロックのバンド感、さらに実験的なアレンジや落ち着いた響きを行き来するタイプのアーティストとして整理しやすい。ソロ名義とバンド参加の両方で活動している点も、曲作りや演奏の幅に影響していそうだ。

プロフィール上でも、Feistはシンガーソングライターとしての活動と、インディーロック・グループの一員としての活動を並行している。クレジット表記ではファーストネームのLeslie Feistを使う案内もあり、名義の使い分けがある。

話題になった楽曲「1234」

Feistを語るうえで、「1234」は外せない曲である。iPod nanoのCMで広く知られるようになり、その後は『セサミストリート』で別の形でも広まった。ハイテク企業の広告と教育番組という、かなり性格の違う場で同じ曲が繰り返し注目されたのは、Feistの楽曲がメロディと構成の両方で扱いやすかったからかもしれない。

少なくともこの2つの出来事によって、Feistはインディーロックの文脈だけでなく、一般のリスナーにも届く存在として認識されるようになった。ソロ活動とバンド活動を行き来しながら、1曲が複数の場面で広がっていった点が、このアーティストのキャリアを特徴づけている。

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