Vinyl Record Reviews
Playgroupは、グラフィックデザイナー兼音楽プロデューサーのトレヴァー・ジャクソンによるスタジオ・コレクティブ的なプロジェクトだ。ジャンル情報としてはElectronic、Popが挙がっていて、スタイルにはDub、Leftfield、Houseが並ぶ。
ジャクソンは、アンダードッグやスカルという変名でも活動してきた人物で、音楽制作だけでなくグラフィックデザインでも実績を持つ。エリックB&ラキム、ステレオMC's、ジャングル・ブラザーズなど、ヒップホップ/エレクトロニック系アーティストのアルバムジャケットを数多く手掛けてきた経歴がある。
Playgroupのセルフタイトル・デビューアルバムは2001年にレーベルSourceから発表された。収録内容は、ディスコ、ファンク、ヒップホップ、ダブ、ニューウェイヴ、ハウスを混ぜ合わせた構成で、ロディ・フレイム、エドウィン・コリンズ、シャインヘッド、キャスリーン・ハナ、ロウェッタらが参加している。翌2002年3月にはAstralwerksからアメリカ盤もリリースされた。
2002年末には、DJ-Kicksシリーズへの参加ミックスアルバムが発表されたほか、流通がかなり限られたミックス盤『Party-Mix』も出ている。アルバムやミックスの形で、ジャクソンの選曲感覚と編集感覚が前面に出ている活動が続いた。
Playgroupの作品は、複数ジャンルを並べるだけでなく、ダブやハウス、ヒップホップ、ニューウェイヴを同じ作品の中でつなぐ作り方が目立つ。音の作り方だけでなく、ジャケットやビジュアル面まで含めて設計されている点も、このプロジェクトの特徴として見えてくる。