Rose Laurens

Vinyl Record Reviews

Rose Laurens

Rose Laurensについて

Rose Laurensは、フランス・パリ出身のシンガーソングライターだ。1951年3月4日生まれで、2018年4月30日にパリで亡くなっている。音楽ジャンルはElectronic、スタイルはSynth-popに分類されることが多い。1982年のシングル「Africa」で広く知られるようになった。

活動のはじまり

本名はRose Podwojny。ポーランド系フランス人の歌手として、20歳になる前からフレンチロックバンドSandroseで歌い始めている。小さなステージでの活動からキャリアを積み、1970年代にはRose Merryl名義で1976年と1977年にシングルを発表したが、この時点では大きな注目にはつながっていない。

その後、70年代末に作曲家Jean-Pierre Goussaudと出会ったことが転機になった。2人の共作で生まれた「Survivre」(1979年)が、Rose Laurensにとって最初のヒットになっている。Goussaudとは私生活でもパートナーだった。

『レ・ミゼラブル』と「I Dreamed a Dream」

「Survivre」の成功をきっかけに、演出家Robert Hosseinの目に留まり、1980年9月17日にパリのPalais des Sportsで上演されたミュージカル『レ・ミゼラブル』のフランス語オリジナル版で、ファンティーヌ役に抜てきされた。ここで歌った「夢やぶれて(I Dreamed a Dream)」のフランス語版は、彼女の代表的なレパートリーの一つとして知られている。

「Africa」のヒット

1982年には、デビューアルバム『Déraisonnable』からの先行シングル「Africa」が大ヒットした。この曲はフランス国内だけでなく、オーストリア、スイス、ノルウェー、ドイツ、フィンランドなどでもヒットしている。フランスでの45回転盤は100万枚を超え、チャートでも長く1位を記録した。

この楽曲によって、Rose Laurensは1980年代のフランスにおけるシンセポップ/シャンソンの重要な存在として扱われることが多い。電子的なアレンジとフランス語の歌唱を組み合わせた作品として、当時のヒット曲の中でもよく知られている。

音楽的な特徴

Rose Laurensの活動を見ると、フレンチロックの現場から始まり、シンセポップ寄りのヒット曲で広く知られるようになった流れがはっきりしている。初期のロックバンドでの経験、ミュージカルでの歌唱、そして80年代の電子的なポップサウンドまで、複数の場面で歌ってきた人だ。

特に「Africa」と「I Dreamed a Dream」のフランス語版は、彼女の歌手としての認知を支えた重要な曲として挙げられることが多い。ロック、シャンソン、シンセポップの境目をまたぐ活動歴を持つ点も、Rose Laurensの特徴として押さえておきたいところだ。

関連サイト

ファンクラブの連絡先として、roselaurenssouvenirs@gmail.com が案内されている。

toast