Sienna Spiro

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Sienna Spiro

Sienna Spiroとは

Sienna Spiroは、2005年9月28日にロンドンで生まれた英国のシンガーソングライターだ。ジャンルはポップで、スタイルとしてはバラード色の強い楽曲が中心にある。2020年代前半にSNSでの歌唱動画を通じて注目を集め、ソウル寄りの歌声とジャズの影響が見えるポップ・サウンドで存在感を広げた。

活動の始まりと初期リリース

Spiroが最初に広く知られるようになったのは、SNS上でのパフォーマンスがきっかけだ。そこで聴かれたのは、感情の出し方がはっきりした歌唱と、ポップの枠に収まりつつもソウルやジャズの要素を含む歌い回しだった。

正式な録音デビューは2024年のシングル「Need Me」。その後も作品を重ね、現代的なポップを土台にしながら、ソウルやクラシックなヴォーカル・ポップの要素を混ぜた楽曲を発表している。2025年にはデビューEP『Sink Now, Swim Later』をリリースし、UKポップ・シーンの新しい名前として見られるようになった。

音楽的な特徴

Sienna Spiroの音楽は、ポップを基本にしながら、ソウル寄りの歌唱とバラードの構成を軸にしている。SNSで注目された時期から、声の表現力が先に知られていた点が特徴だ。楽曲面では、派手な展開よりも、メロディと歌のニュアンスを前に出す作りが目立つ。

  • ポップを基盤にした楽曲構成
  • ソウルの要素を含むボーカル
  • ジャズの影響が見える歌い回し
  • バラード寄りの展開
  • クラシックなヴォーカル・ポップとの接点

2026年のアルバム『Visitor』

2026年7月3日には、キャピトル・レコードからデビュー・スタジオアルバム『Visitor』を発表した。アルバムでは、愛、喪失、人生の儚さがテーマとして扱われ、ソウルとポップを組み合わせたサウンドが特徴になっている。

先行シングルとしては「You Stole the Show」「Die on This Hill」「The Visitor」「Material Lover」の4曲が出ている。「Material Lover」は映画『プラダを着た悪魔2』(2026年)のサウンドトラックにも起用された。

制作環境と参加スタッフ

『Visitor』のプロデュースには、サム・スミスやSZAの作品も手がけるオマー・フェディが参加している。レコーディングはニューヨークのエレクトリック・レディ・スタジオ、ロンドンのアビイ・ロード・スタジオ、ロサンゼルスのヴァレンタイン・レコーディング・スタジオで行われた。

制作の場として有名なスタジオが並んでいる点からも、アルバムに力を入れていることがうかがえる。

評価と現在の動き

2026年時点では、シングル3曲がビルボードHot100入りしている。「Die On This Hill」は19位、「The Visitor」は43位、「You Stole The Show」は55位を記録した。さらに、2026年のブリット・アワード「Critics' Choice」部門にノミネートされ、フォーブス誌の「30 Under 30」にも選出されている。

同年はモントルー・ジャズ・フェスティバル、ロラパルーザ、オースティン・シティ・リミッツなど主要フェスへの出演も予定されている。UKソウル/ポップの文脈で見られつつ、国際的な活動の幅も広がっている。

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