Slayyyter

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Slayyyter

Slayyyterってどんなアーティスト?

Slayyyterは、アメリカ・ミズーリ州セントルイス出身のシンガー/ソングライター、Catherine Grace Garnerのソロ名義だ。1996年9月17日生まれで、現在はロサンゼルスを拠点に活動している。もともとは「Slater」という名前でSoundCloudに楽曲を上げていて、2018年に現在の名義へ切り替えた。

活動の始まりとブレイク

初期のSlayyyterは、80年代を思わせるローファイな楽曲をSoundCloudに投稿していたところから始まっている。そこから次第に注目を集め、2019年2月には「Mine」の一部がSNSで広まり、公開から24時間で米iTunesポップチャート38位に入った。この曲の拡散で、ネット発のポップ・アクトとして名前が広がった。

2019年には自主制作のミックステープ『Slayyyter』でデビューしている。その後、2021年6月にFaderから1stフル・アルバム『Troubled Paradise』を発表し、2023年9月には2ndアルバム『Starfucker』をリリースした。さらに2025年にはコロンビア・レコードと契約し、2026年3月には3rdアルバム『WOR$T GIRL IN AMERICA』を発表している。

音楽性の特徴

Slayyyterの音楽は、ElectronicとPopを軸にしながら、Dance-pop、Electro House、Electroclashの要素を組み合わせた作りになっている。バブルガム・ポップの分かりやすいメロディに、クラブ向けのビートや、PCミュージック周辺のプロデューサーとの共作で見られる実験的な質感が重なっている。

サウンド面では、懐かしさのあるシンセの鳴りと、音圧の高いビートが目立つ。『Troubled Paradise』ではハイパーポップ寄りの要素が強く、『Starfucker』ではシンセウェイヴやエレクトロポップに、ダークなインダストリアル・クラブの質感が加わっている。

歌詞とキャラクター

歌詞は派手で挑発的な内容が多く、本人のキャラクターも遊び心のある方向で知られている。こうした要素が合わさって、ネット上で独自のカルト的人気を作ってきた。音楽だけでなく、見せ方や立ち位置も含めて印象を残すタイプのアーティストだ。

影響と位置づけ

活動の出発点がSoundCloudで、そこからSNSでの拡散を通じて広がった点は、2010年代後半以降のネット発ポップの流れと重なる。PCミュージック周辺のプロデューサーとの関わりや、ハイパーポップ的な質感の取り込みも、その文脈の中で見やすい。

一方で、単に流行のフォーマットに乗るだけではなく、80年代風のローファイ感やクラブ・ミュージックの直球な推進力を組み合わせているところに、Slayyyterらしさがある。ポップの分かりやすさと、少し過剰なくらいの質感を同時に扱うアーティストとして追いやすい。

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