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Snoop Doggは、アメリカ・ロサンゼルスのロングビーチ出身のラッパー、シンガーソングライター、音楽プロデューサー、俳優だ。1971年10月20日生まれ。ヒップホップを軸に活動しながら、長く第一線で名前が挙がり続けているアーティストのひとりだ。
キャリアの大きな転機は1992年で、Dr.ドレーに見出されたことから本格的に動き出した。ドレーのシングル「Deep Cover」や、ソロデビュー作『The Chronic』への参加を経て、シュグ・ナイトとドレーが設立したDeath Row Recordsと契約している。
翌1993年に発表したデビュー・アルバム『Doggystyle』は、Dr.ドレーのプロデュースで制作され、Billboard 200で初登場1位を記録した。4度のプラチナ認定を受けており、ここで一気に存在感を広げた。
Snoop Doggの初期作品は、Gファンクの代表的な流れと結びついて語られることが多い。ファンク由来の太いベースラインやシンセサイザーを使った、ゆったりしたグルーヴが特徴で、『Doggystyle』と『The Chronic』はその方向性を形づくった作品として知られている。
タグに挙がっているスタイルも、Hardcore Hip-Hop、Boom Bap、Gangsta、G-Funkと幅広い。初期のギャングスタ・ラップ的な文脈だけでなく、制作やコラボレーションを通じて、複数のヒップホップの流れに関わってきた形だ。
その後はNo Limit Records期の作風転換、Pharrell Williamsとの共作、ポップやゴスペルへの接近など、時期ごとに音楽性を変えてきた。ヒップホップの流行を追うだけでなく、自分の名前で方向を変えてきた点が目立つ。
2012年にはボブ・マーリーへの敬意を示すかたちで、レゲエ作品『Reincarnated』を「Snoop Lion」名義で発表している。ラッパーとしての活動から少し外れた位置でも作品を出しているのが、この人の動き方のひとつだ。
Snoop Doggは音楽活動だけでなく、俳優としても活動している。さらに実業家としての顔も持っていて、音楽以外の場面でも名前が出ることが多い。
こうした活動の広がりもあって、デビューから時間がたっても世代をまたいで知られる存在になっている。ロングビーチ出身のラッパーとして始まり、Gファンクの時代を代表する人物のひとりとして扱われ、その後も形を変えながら活動を続けている。