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The House Of Loveは、1986年にロンドンで結成されたイングリッシュ・インディー・ポップ/オルタナティブ・ロック・バンドだ。中心人物はガイ・チャドウィックで、ボーカルとギター、そして主要なソングライティングを担ってきた。1980年代後半のUKインディー・シーンで存在感を示し、メンバーチェンジを重ねながら断続的に活動を続けている。
バンドは1987年、デビュー・シングル「Shine On」をアラン・マッギーのクリエイション・レコードから発表してシーンに登場した。翌1988年のセルフタイトル・デビュー・アルバムは、ジャングル・ポップ/インディー・ポップの代表的な作品として扱われることが多い。収録曲「Christine」は英米の大学ラジオでヒットし、バンドを代表する楽曲として知られている。
このアルバムの成功でヨーロッパのインディー・チャートで上位に入り、その後はフォンタナ・レコード、米国ではポリグラムと契約した。マッギーはその後もしばらくマネージャーとして関わっていた。
初期編成は、ガイ・チャドウィック、テリー・ビッカーズ、アンドレア・ホイカンプ、クリス・グルートホイゼン、ピート・エヴァンスだった。ホイカンプは1987年に脱退し、その後は補充されず、デビュー・アルバムは4人編成で制作された。
1989年末にはビッカーズが脱退し、サイモン・ウォーカーが加入した。ウォーカーも1992年初頭に離れ、サイモン・モービーが後任となったが、同年中にバンドを去っている。その後、チャドウィック、グルートホイゼン、エヴァンスの3人で活動し、1993年初頭に「Audience With The Mind」を録音したが、アルバムの発売時にはすでに解散していた。
2005年には、チャドウィック、ビッカーズ、エヴァンス、マット・ジュリー(ベース)の編成で再結成した。この体制ではスタジオ・アルバムを2作制作し、断続的にツアーも行っている。
さらに2021年には、チャドウィックが2005年体制を解消し、新たに3人のメンバーを迎えてアメリカ・ツアーと新作アルバム制作に動いた。新作は2022年にリリースされている。
The House Of Loveの特徴としてよく挙げられるのが、テリー・ビッカーズのギターワークと、ガイ・チャドウィックの楽曲制作だ。特に初期作品では、ギターの響きが前に出た構成と、メロディを軸にした楽曲が印象に残る。デビュー作「The House Of Love」や「Christine」は、その流れを確認しやすい曲として知られている。
ジャンル表記としてはロック、インディー・ロックに加え、インディー・ポップやオルタナティブ・ロックの文脈でも語られることが多い。1980年代後半のUKインディー・シーンの中で、楽曲の作り方とギターの使い方が後の同時代のバンドにも影響を与えたとされている。