The Idle Race

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The Idle Race

The Idle Raceとは

The Idle Raceは、イギリス・バーミンガム出身のロック・バンドで、活動期間は1966年から1972年まで。ジャンルとしてはロックを軸に、Psychedelic RockやPop Rockの要素を含むグループとして知られている。後にELO(Electric Light Orchestra)を率いるJeff Lynneが最初に在籍したバンドとしてもよく知られている。

結成と初期の流れ

The Idle Raceは、先行バンドからメンバーが移る形で成立した。もともとの流れをたどると、The Nightridersの残りのメンバーが中心になってThe Idle Raceへつながっていく。初期にはThe Idyll Race名義でシングルを1枚出し、その後にThe Idle Raceへ改名した。

1966年以降、Jeff Lynneが中心的なソングライターとしてバンドを支え、1968年にはデビュー・アルバム『The Birthday Party』を発表した。この作品は評価を受けた一方で、チャート入りには至らなかった。

Jeff Lynne在籍時のバンドの動き

Web上の情報では、Jeff Lynneは1966年から1970年にかけてThe Idle Raceの中心的なソングライターを務めていた。1969年2月には、The MoveのTrevor Burtonの後任として加入しないかという誘いを受けたが、この時点ではThe Idle Raceの成功を自分たちで作りたいという考えから断っている。

その後、1970年1月にRoy Woodから再び誘いを受け、今度は受諾した。ここでの合意には、The Moveをいずれ解散して新しいプロジェクトに進むという条件があったとされる。この時期には、LynneとWoodがクラシカルな要素を取り入れたロックという構想をすでに温めており、それが後のELO結成につながっていく。

音楽的な特徴

The Idle Raceの音楽は、Psychedelic RockとPop Rockを含む形で整理されることが多い。Jeff Lynneが書いた楽曲では、メロディの明確さと、曲の展開に少しひねりを入れる作りが目立つ。『The Birthday Party』でも、その後のELOにつながる感覚を早い段階で確認できる。

ただし、バンドとしては大きな商業的成功には結びつかなかった。2作目のアルバムも売れ行きは伸びず、LynneはThe Move加入へ向かうことになる。

Jeff Lynne脱退後のラインナップ

Lynneの脱退後、The Idle Raceは活動を続け、Dave WalkerやMike Hopkinsらが加わった。1970年にはその編成で3作目のアルバムを録音している。メンバー交代はその後も続き、最終的に1972年初頭の解散へ向かう。

なお、解散後の流れでは、The Idle Raceの最終的なラインナップが、のちのThe Steve Gibbons Bandの出発点につながっていく。バンド名変更を経て活動が続き、1977年にはThe Steve Gibbons BandとしてChuck Berryのカバー「Tulane」が英国トップ20に入っている。

メンバーと関係性

  • Jeff Lynne
  • Bob Lamb
  • Steve Gibbons
  • Dave Pritchard
  • Bob Wilson
  • Dave Walker
  • Mike Hopkins
  • Roger Spencer
  • Greg Masters
  • Dave Carroll

このバンドの名前を追うと、The Move、ELO、Steve Gibbons Bandといったバーミンガム周辺のロック史につながっていく。The Idle Raceは、その中継点として見られることが多い。

現在から見たThe Idle Race

The Idle Raceは、ヒット曲だけで語られるバンドではないが、Jeff Lynneの出発点として重要な存在だ。特に『The Birthday Party』は、後の活動を知ってから聴くと、Lynneの作曲感覚がどの段階にあったのかを確認しやすい作品になっている。

バンド単体の活動期間は長くないものの、メンバーの移動やその後の展開まで含めると、1960年代後半から1970年代初頭の英ロックの流れの中で、かなりはっきりした位置を持っている。

ジャンル・スタイル

Rock Pop Rock Psychedelic Rock
toast