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The Spacious Mindは、1991年に結成されたスウェーデンのサイケデリック・ロック・バンドだ。公式プロフィールでは、1960年代後半のサンフランシスコのアシッド・ロックと、宇宙、心、時間の未知の領域を行き来する音楽性が語られている。
ウェブ上のインタビュー情報によると、The Spacious Mindは1991年秋、スウェーデン北部シェレフテオで、キーボード奏者のJens Unossonと友人のAnders Sundbomによる電子音楽デュオとして始まった。最初の活動は、地元のコンピレーションCDに「Druid Two」を提供したことだった。その後、Sundbomは1992年春ごろに脱退し、ギター、ドラム、ベースが加わってバンド編成になった。以降、約30年にわたって活動を続けている。
音楽面では、13th Floor Elevators、Pink Floyd、Hawkwind、Tangerine Dreamといった60〜70年代のアシッド/スペースロックからの影響がはっきりしている。楽曲はきっちり組み立てられた構成よりも、その場の反応や即興を重視する作りが中心で、「常に最低ひとつの楽器が自由に動き回っている」と評されることもある。
そのため、演奏の流れは固定された展開だけでなく、各パートが動きながら組み替わっていく形になりやすい。スタジオ作品でも、その即興性がバンドの核として扱われているようだ。
Jens Unossonは、自分たちを「社会から距離を置き続けるアウトロー集団」と表現している。スウェーデンの田舎での自給自足的な暮らしとDIY精神が、バンドの活動方針と結びついているようだ。大きな商業路線に寄るより、地元に根ざした形で作品を出し続ける姿勢が見えてくる。
紹介されているメンバーは、David Johansson、Henrik Oja、Jens Unosson、Mårten Lundmark、Thomas Brännström、David Åkerlund、Niklas Viklundだ。結成当初の電子音楽デュオから、現在の編成へと広がっていった流れがある。
The Spacious Mindは、初期のサイケデリック・ロックやスペースロックの影響を受けながら、即興性を前面に出した活動を続けてきたバンドだ。1990年代初頭の結成から現在まで、作品数は多くないが、独自の制作ペースと演奏スタイルを保っている。