T.P. Smoke

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T.P. Smoke

T.P. Smokeとは

T.P. Smokeは、デンマークのプログレッシブ・ロック・トリオだ。メンバーはTommy P.ことTommy Petersen(オルガン、ボーカル)、Kay Rose(ベース)、René Sejr(ドラムス)の3人で、編成はかなりシンプルだが、サウンドはオルガンを軸にした重めのロックだった。

活動歴

中心人物のTommy Petersenは、当時すでにデンマークのビート・シーンで10年近く活動していたとされる。作詞・作曲からオルガン演奏までを担っていて、地元では実績のあるプレイヤーだったようだ。ウェブ検索で確認できる範囲では、T.P. Smokeの作品としては1971年発表の唯一のアルバム『Smoke』が知られている。

このアルバムは、当時のスカンジナビアン・プログレやサイケデリック・シーンの流れの中で受け止められていて、現在はレア盤コレクターの間でも参照される作品として扱われている。

音楽的特徴

T.P. Smokeの音楽は、オルガン主導のヘヴィ・プログレが基本にある。ウェブ検索での情報では、アトミック・ルースターやハンソン&カールソンを思わせる要素があり、そこにジ・ナイスを連想させるシンフォニックな展開が重なるとされている。

ボーカルはブルージーな色合いがあるとされ、アーサー・ブラウンを思わせるという見方もある。つまり、キーボードの厚み、リズム隊の重さ、ボーカルの土臭さが前に出るタイプのバンドとして見られている。

  • オルガンを中心にしたアレンジ
  • ヘヴィなプログレッシブ・ロック
  • サイケデリック・ロックの要素
  • ブルージーなボーカル
  • シンフォニックな展開

評価と位置づけ

発表当時のレビューでは、Tommy Petersenの作曲力や演奏力が高く評価されていたようだ。ウェブ検索で見つかる情報では、「北欧のレノン/マッカートニー」と呼ばれたという話もあり、曲作りとアレンジの両方をこなす人物として見られていたことがうかがえる。

商業的な成功は大きくなかったが、デンマークのプログレッシブ・ロック史の中では、キーボード主体の重厚なサウンドを残したグループとして記憶されている。『Smoke』1枚で終わったバンドだが、その1枚が今も話題に上がるのは、演奏と構成の密度がしっかりしていたからだろう。

聴くときのポイント

まず耳に入ってくるのはTommy Petersenのオルガンだ。ギターが前に出るタイプではなく、鍵盤が曲の骨格を作っていく。そこにベースとドラムがぶつかり、曲によってはサイケデリックな揺れ方を見せる。

プログレ、サイケ、ビート・ロックの流れをつなぐ作品として聴くと、T.P. Smokeの輪郭がつかみやすい。北欧の初期プログレを追うときに、外せない名前のひとつとして押さえておきたいバンドだ。

ジャンル・スタイル

Rock Prog Rock Psychedelic Rock
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