a-ha

Vinyl Record Reviews

a-ha

a-haとは

a-haは、1982年にノルウェーのオスロで結成されたバンド。メンバーは、モートン・ハルケットがヴォーカル、ポール・ワークター=サヴォイがギターとヴォーカル、マグネ・フルホルメンがキーボードとヴォーカルを担当している。ジャンルはElectronic、Rock、Popにまたがり、スタイルとしてはPop Rock、Synth-popに分類されることが多い。

結成のきっかけは、ポール・ワークター=サヴォイとマグネ・フルホルメンがオスロの小学校時代からの幼なじみだったことにある。2人が共作を始め、そこにモートン・ハルケットが加わる形でa-haが始まった。翌1983年には、より大きな活動の場を求めてイギリス・ロンドンへ移っている。

「Take On Me」で広がった知名度

a-haの名前を世界に広げたのは、「Take On Me」だ。この曲は一度でヒットしたわけではない。1984年にトニー・マンスフィールドのミックスで最初に出たときは反響が弱く、続いてアラン・ターニーのプロデュースで再録音した2度目のリリースでも、ノルウェー国内では3位止まりだった。

転機になったのは1985年の3度目のリリースだ。鉛筆画のロトスコープ・アニメーションと実写を組み合わせたミュージックビデオがMTVで大きく取り上げられ、曲は同年10月に米ビルボードHot100で1位を獲得した。音楽そのものだけでなく、映像の見せ方でも注目を集めた例として語られることが多い。

楽曲の特徴

a-haの音楽は、シンセサイザーを前面に出したサウンドと、ロック寄りの構成が並ぶところに特徴がある。ポップスとして耳に入りやすいメロディーを持ちながら、キーボードの使い方やアレンジで80年代らしい質感を作っている。

一方で、単にシンセポップだけに収まらず、ギターやヴォーカルの組み立てでロックの要素も入っている。3人それぞれが作曲や演奏に関わるため、曲ごとに役割の出方が変わるのもa-haらしいところだ。

映画音楽と大きな舞台での活動

1987年には007シリーズ『リビング・デイライツ』の主題歌「The Living Daylights」を担当している。作曲はポール・ワークターとジョン・バリーの共作で、2017年時点では、英米以外のアーティストがボンドのテーマ曲を歌った唯一の例として知られている。

ライブ活動でも記録がある。1991年のロック・イン・リオIIでは、リオデジャネイロのマラカナン・スタジアムに19万8000人の有料観客を集め、有料公演の観客動員数でギネス世界記録を樹立した。大規模な会場での集客力も、a-haの活動歴を語るうえで外せない要素だ。

解散、再始動、現在

a-haは2010年に、73公演のワールドツアーを終えたあとにいったん解散している。ただ、その後も動きは止まっていない。2014年12月には「Rock in Rio」フェスへの参加を発表し、2015年3月にはカムバック・アルバム『Cast In Steel』の制作を明らかにした。同作は2015年9月に発売され、先行シングル「Under The Makeup」は同年7月に出ている。

その後も、a-haはレコーディングとツアーを続けている。1980年代のヒット曲で知られる一方で、再結成後の活動も含めて、現在まで動きがあるバンドとして見ていくと整理しやすい。

メンバー

  • モートン・ハルケット:ヴォーカル
  • ポール・ワークター=サヴォイ:ギター、ヴォーカル
  • マグネ・フルホルメン:キーボード、ヴォーカル

関連情報

公式サイトやライブ情報、SNS、ディスコグラフィー、音楽データベースなどでも活動を追える。長く活動しているバンドなので、代表曲だけでなくアルバム単位でたどると、時期ごとの音作りの変化も見えやすい。

ジャンル・スタイル

Electronic Pop Rock Pop Rock Synth-pop
toast