Acid Mothers Temple & The Melting Paraiso UFO

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Acid Mothers Temple & The Melting Paraiso UFO

Acid Mothers Temple & The Melting Paraiso UFOとは

Acid Mothers Temple & The Melting Paraiso UFOは、河端一を中心に1995年に結成された日本のサイケデリック・ロック・バンドだ。バンド名のU.F.O.は「underground freak out」の略とされている。メンバーは固定されておらず、結成以来かなり流動的に入れ替わってきた。

公式サイトでは、21世紀のためのフリークアウト集団という位置づけが示されている。実際、編成は時期ごとに変わり、ギター、シンセサイザー、ドラム、ベース、ボーカルに加えて、バイオリン、テルミン、ハープ、ブズーキなども入ることがある。

活動の始まりと評価の広がり

1997年にPSFレコードから発表したファースト・アルバムが、英国の音楽誌The Wireの年間ベストに選出されたことで、海外での評価が広がった。1998年以降は海外ツアーも積極的に行っている。

その後も、ゴング、グル・グル、シルヴァー・アップルズのシメオン、元ホークウインドのニック・ターナーといった、サイケデリック・ロックやクラウトロックの文脈で語られるミュージシャンたちと共演してきた。影響を受けた側面と、実際に共演を重ねてきた経歴の両方が見えるバンドだ。

音楽的な特徴

音楽面では、カールハインツ・シュトックハウゼンの現代音楽やクラウトロックからの影響を公言している。演奏の出発点には、アモン・デュールIIやゴングを思わせる長尺のジャムがあり、そこに高速のディストーション・ギターや電子音が重なる。

そのため、単なる懐古的なサイケデリック・ロックというより、ロックの編成を使いながら、ノイズ、反復、即興、電子音を組み合わせていく作りが目立つ。作品ごとに編成が変わるので、ギター主体の回もあれば、シンセや声が前に出る回もある。

メンバーの入れ替わりと現在の編成

現在のメンバーとしては、河端一、Hiroshi Higashi、Nani Satoshima、Jyonson Tsu、Shozo Sawanoが挙げられる。過去にはTatsuya Yoshida、Mitsuru Tabata、Atsushi Tsuyama、Haco、Cotton Casino、Hajime Koizumi、Ishida Yoko、Mano Kazuhikoなど、多数のミュージシャンが参加してきた。

この流動性は、このバンドの大きな特徴のひとつだ。固定メンバーのロックバンドというより、河端一を軸にした集合体として動いている。

ディスコグラフィと活動規模

スタジオ盤とライブ盤を合わせると、作品数は100作を優に超えるとされている。かなり多作で、アルバム単位だけでなく、ライブごとの記録も多い。

日本のサイケデリック・ロックを代表する存在として海外でも認知されており、国内外のレーベルやライブシーンをまたいで活動を続けている。公式サイト、Facebook、Instagram、X、YouTube、Bandcampなどでも情報発信を行っている。

こんな人に向いているバンドだ

長いジャム、強いギター、電子音、即興性のある演奏に興味がある人には、まず名前を押さえておきたいバンドだ。サイケデリック・ロックを入口にしながら、クラウトロックや現代音楽の要素にも触れてみたい人にも向いている。

作品数が多く、編成も時期ごとに変わるので、どこから入るかで印象も変わる。まずは公式サイトやBandcamp、YouTubeで現在の演奏を確認してから、アルバムをたどっていくと全体像がつかみやすい。

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