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Alberto Cameriniは、1951年5月16日生まれのブラジル・サンパウロ出身のミュージシャンだ。イタリア系ユダヤ人の家庭に生まれ、11歳でイタリアへ戻っている。ロックとポップを軸にしながら、シンセポップ、オルタナティヴ・ロック、パンクの要素を取り入れてきた。
公式サイトは http://www.albertocamerini.com。作曲家、ギタリスト、そしてイタリア演劇の表現者としても活動している。
カメリーニは、アヴァンプログ・バンドのArti & Mestieriでの活動を経て、イタリアのシンガーソングライター/ロック・シーンで経験を積んだ。その後、1980年代初頭には欧州ニューウェイヴやドイツのノイエ・ドイチェ・ヴェレの影響を受けた方向へと大きく移っている。
この時期に発表された「Rock'n'Roll Robot」は、コンピューターなど当時の技術革新に着想を得た楽曲として知られている。ロボットのような動きを取り入れたパフォーマンスとともに披露され、イタリアのヒットチャートで1位を記録した。
Alberto Cameriniの代表的な特徴は、初期イタリア・シンセポップの流れに関わっている点だ。プロフィールでも「Tanz Bambolina」と「Rock 'n' Roll Robot」は、イタリアで最初期のエレクトロニック・ニューウェイヴ楽曲のひとつとして挙げられている。
ギターを軸にしたロックの感触を残しつつ、シンセサイザーや電子音を前面に出した曲作りが目立つ。パンクやオルタナティヴ・ロックの要素も含みながら、1980年代の新しい音の流れに接続していったアーティストとして整理できる。
「Rock'n'Roll Robot」は、カメリーニの名前を広く知らしめた楽曲のひとつだ。機械やテクノロジーを題材にした曲で、当時の新しい電子音楽の空気をイタリアのポップスに持ち込んだ作品として扱われている。
「Tanz Bambolina」も、初期のイタリア電子ニューウェイヴを代表する曲として紹介されることが多い。2曲とも、彼のシンセポップ路線を語るうえで外せないタイトルだ。
カメリーニは音楽活動だけでなく、イタリア演劇の分野でも活動している。作曲家、ギタリスト、アーティストという肩書きに加えて、舞台表現にも関わってきた点が特徴だ。
ロック・シーンやニューウェイヴの文脈だけでなく、演劇の現場でも活動しているので、音楽家としての枠に収まりきらない経歴を持っている。
Alberto Cameriniは、イタリアのロックとポップの流れの中で、電子音を前面に出した方向へ早い段階で踏み込んだ人物だ。代表曲を追うと、彼がどの時期にどんな音へ向かったのかが見えやすい。