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Alice Cooperは、1948年2月4日生まれのアメリカ・デトロイト出身のシンガー/ソングライター/俳優だ。もともとは別名義で活動し、バンドAlice Cooperのメンバーとしてキャリアを始めたあと、自身の名前を「Alice Cooper」に改めた。ロックを軸に、Pop Rock、Hard Rock、Heavy Metal、Horror Rockの要素を取り込んだ作品で知られている。
活動初期はバンドとしてのAlice Cooperの文脈で語られることが多いが、のちにソロ・アーティストとしても長く活動を続けている。プロフィール上でも、1975年以前の作品や2025年のグループ名義のリリースについては、別のバンドページを参照する形になっている。つまり、Alice Cooperという名前は、バンドとソロの両方で使われてきた経緯がある。
音楽活動だけでなく、俳優としてもクレジットがあり、ステージ外でも幅広く活動してきた人物だ。家族については、Calico Cooper、Dash Cooper、Sonora Rose Cooperの父親でもある。
Alice Cooperの音楽は、Rockを土台にしながら、曲によってPop Rockの聴きやすさ、Hard Rockの直線的なギターサウンド、Heavy Metal寄りの重さ、そしてHorror Rock的な演出が重なる。特にライブでは、楽曲そのものだけでなく、見た目や物語性を含めた表現が前面に出る。
そのため、単に「ロック・シンガー」というより、楽曲と演出をセットで作るタイプのアーティストとして見られることが多い。歌詞やステージ上の振る舞いにも、ホラー映画や不穏なショーの要素が入り込む。
Alice Cooperの「ショック・ロック」という印象を強くした出来事として、1969年9月13日にトロントのヴァーシティ・スタジアムで行われたToronto Rock And Roll Revivalでの一件がある。デトロイト育ちで農場の動物にあまり馴染みがなかったCooperが、ステージ上にいた鶏を客席へ放り投げたところ、観客の中で騒ぎになり、鶏が傷つけられてステージへ戻されるという混乱が起きた。
この出来事をきっかけに、「故意に鶏を引き裂いた」「鶏の血を飲んだ」といった噂が広まったとされる。翌日にはレーベルのFrank Zappaから連絡があり、騒動を否定するよりも、その話題性を利用するよう助言されたとも伝えられている。この一件は、Alice Cooperの不穏なイメージを強め、後のショック・ロックの先駆者としての立ち位置につながっていく。
Alice Cooperは、ロックの中でも演劇性の強い表現を前面に出した存在として知られている。音楽だけで完結させず、視覚的な演出や物語の作り方まで含めてライブを組み立てるやり方は、その後のハードロックやメタル系のステージ表現にも影響を与えたと見られている。
本人の公式サイトやSNS、YouTubeチャンネルもあり、現在も情報発信の場が複数ある。長く活動してきたアーティストとして、過去のイメージだけでなく、今の活動も追いやすいのが特徴だ。