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Altered Imagesは、1979年にグラスゴーで結成されたスコットランドのポストパンク/ポップ・グループだ。初期メンバーはClare Grogan(ボーカル)、Tony McDaid(ギター)、John McElhone(ベース)、Gerard “Caesar” McInulty(ギター)、Michael “Tich” Anderson(ドラム)で、後にJim McKinvenが加入している。
ジャンル分けではRock、Popに入り、スタイルとしてはPop RockやNew Waveが挙げられる。活動初期はポストパンク寄りの編成と曲調だったが、その後はシンセポップの要素を強めていった。
バンドの出発点は、メンバー全員がSiouxsie and the Bansheesの公式ファンクラブ会員だったことにある。Bansheesがスコットランドで公演することを知り、デモテープを送ってサポートアクトに入れてほしいと直接売り込んだという。
この動きが実り、1980年のBanshees「Kaleidoscope」ツアーでサポートを務めることになった。さらに、BansheesのSteve SeverinがAltered Imagesの初期シングル2作をプロデュースしている。このツアーと、その後のジョン・ピールの後押しを経てEpicと契約した。
Altered Imagesは1981年から1983年にかけて、UKチャートでトップ40ヒットを6曲、トップ30アルバムを3作記録している。短い期間ながら、シングルとアルバムの両方で結果を残した時期だ。
代表曲としてまず挙がるのが「Happy Birthday」(1981年)で、UKシングルチャート最高2位を記録している。バンド最大のヒットになった曲だ。続く「I Could Be Happy」(1982年)も最高7位まで上がり、トップ10ヒットになっている。
初期のAltered Imagesはポストパンクの影響が強いが、Martin RushentやMike Chapmanといったプロデューサーの関与によって、次第にシンセポップ寄りのサウンドへ移っていった。
この変化は、荒さのあるバンド感と、シンセを使った明快なポップ感が並ぶ形で見えてくる。パンク以降の流れを受けつつ、80年代初頭のUKポップの文脈に入っていったグループとして整理しやすい。
ボーカルのClare Groganは、音楽活動と並行して女優としても活動している。1980年の映画『Gregory's Girl』への出演で、バンドの知名度とは別にすでに注目を集めていた。プロフィール上ではCP Grogan名義で俳優活動もしている。
Altered Imagesの印象を語るとき、Groganの存在はかなり大きい。歌声だけでなく、映画出演で広く知られていた点も、このバンドの当時の見え方に影響していたはずだ。
バンドは1983年にいったん解散している。なお、AndersonとMcKinvenはその前の年にすでに離脱していた。
その後、2021年12月に38年以上ぶりの新作アルバムが2022年に出ることが発表された。アルバムは『Mascara Streakz』で、2022年8月26日にリリースされ、UKトップ30入りを果たしている。制作にはTexasのメンバーであり、元バンド・メンバーでもあるDavid McElhoneとの共作曲があり、Bobby Bluebellや元Suede/McAlmont & Butlerのメンバーも関わっている。
メンバー構成は時期によって変動がある。初期の核はGrogan、McDaid、McElhone、McNulty、Andersonで、その後にMcKinvenが加わった流れが基本になる。
Altered Imagesを追うなら、まずは「Happy Birthday」と「I Could Be Happy」が入口になりやすい。そこから初期のポストパンク寄りの曲に進むと、後のシンセポップ化との違いが見えやすい。
80年代初頭のUKシーンで、Banshees周辺の流れからポップスへ接近していったバンドとして見ると、活動の筋道が追いやすい。2022年の『Mascara Streakz』まで含めると、解散後の長い空白を挟みながらも、バンドとしての動きが続いていることがわかる。