Black Midi

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Black Midi

Black Midiとは

Black Midiは、2017年にイギリス・ロンドンで結成されたロックバンドだ。ジャンルはロックに分類されることが多いが、実際の音はかなり入り組んでいて、Experimental、Math Rock、Art Rockの要素を強く持っている。BRIT School for Performing Arts & Technologyで出会ったGeordie GreepとMatt Kelvinを起点に動き始め、後にMorgan Simpson、Cameron Pictonが加わって、よく知られる編成になった。

結成の背景

バンド名の由来は、Geordie Greepが授業で触れた「black MIDI」という言葉をそのまま採用したことにあるとされる。black MIDIは、MIDIデータを極端に密集させた表現で知られる用語で、バンド名としてもその情報量の多さを連想させる。実際、Black Midiの楽曲は拍子や展開の変化が多く、演奏の密度が高い。

2017年6月12日には、ロンドン・ブリクストンのパブ「The Windmill」で初ライブを行っている。この会場は、同時代のインディー・ロックや実験的なバンドの拠点としても知られている。

作品と活動歴

2019年にデビューアルバム『Schlagenheim』をリリースした。ここでは即興的な要素を多く含む演奏が前面に出ていて、批評面でも高い評価を受けた。UKアルバムチャートではトップ50入りし、マーキュリー・プライズにもノミネートされている。

2021年の『Cavalcade』では、前作よりも構成を意識した作りに移っている。曲ごとの展開が整理され、演奏の複雑さは保ちながらも、アルバム全体の流れを追いやすい形になっている。

2022年の『Hellfire』は、UKアルバムチャートで22位を記録し、バンドにとって自己最高順位となった。ここでも演奏の細かさや曲展開の多さはそのままで、楽曲単位での組み立てがさらに明確になっている。

音楽的特徴

Black Midiの音楽は、Math Rockらしい変則的なリズム、Art Rock的な構成意識、Experimental Rockの即興性が重なっている。ギター、ベース、ドラムの基本編成を軸にしながら、ライブや作品によってはキーボード、サクソフォーン、トロンボーンも加わっている。

ライブでは即興演奏を多く取り入れることで知られている。スタジオ盤で作り込まれた楽曲が、ステージでは別の展開を見せることもある。ツアーには、キーボード/ベースのメンバー、サクソフォーン奏者、トロンボーン奏者が参加した時期もある。

メンバーとその後の動き

  • Geordie Greep – vocals, guitar(2017-2024)
  • Cameron Picton – vocals, bass(2017-2024)
  • Morgan Simpson – drums(2017-2024)
  • Matt Kelvin – guitar, vocals(2017-2021)

2024年8月には、Geordie Greepを通じて無期限の活動休止が発表された。以降、Greepはソロアルバム『The New Sound』を発表し、Pictonは新しいバンドを立ち上げ、SimpsonはジャズミュージシャンのNala Sinephroと共演するなど、それぞれ別の活動に進んでいる。

Black Midiを追うときの入口

まずはデビュー作『Schlagenheim』から聴くと、バンドの出発点が見えやすい。そのあとで『Cavalcade』『Hellfire』を並べると、即興寄りの初期から、より構成を意識した方向への移り変わりが追いやすい。公式サイト、Bandcamp、YouTube、Spotifyなどでも作品や関連情報を確認できる。

参考リンクとしては、公式サイト bmblackmidi.com、Bandcamp bmblackmidi.bandcamp.com、YouTubeチャンネル、Spotifyアーティストページなどがある。

ジャンル・スタイル

Rock Art Rock Experimental Math Rock
toast