Bobbie Gentry

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Bobbie Gentry

Bobbie Gentryについて

Bobbie Gentryは、1942年7月27日にアメリカ・ミシシッピ州チカソー郡でRoberta Lee Streeterとして生まれたシンガーソングライターだ。ポップ、フォーク、カントリー、ソウルの要素を横断しながら活動し、特にカントリー寄りの語り口と、自作曲を自分で形にしていく姿勢で知られている。

「Ode to Billie Joe」の大ヒット

1967年に発表したデビュー曲「Ode to Billie Joe」は、Bobbie Gentryの名前を一気に広めた代表曲だ。Billboard Hot 100で4週1位を記録し、年間チャートでも上位に入った。売上は全世界で300万枚以上とされ、1968年のグラミー賞ではBest New Artist、Best Female Pop Vocal Performanceを受賞している。同名のデビュー・アルバムも大きな注目を集めた。

この曲は、南部の風景や人物関係を細かく切り取った内容で、多くのアーティストにカバーされている。Bobbie Gentryの代表作として、今も最初に挙がる楽曲だ。

自作・プロデュースを前面に出した作品群

Bobbie Gentryは、アメリカで、自作曲を自ら作曲・プロデュースした最初期の女性アーティストの一人として扱われている。デビュー後も、ミシシッピでの生い立ちを反映したコンセプト・アルバム『The Delta Sweete』(1968年)、『Local Gentry』(1968年)、『Touch 'Em with Love』(1969年)、『Fancy』(1970年)、『Patchwork』(1971年)を発表した。

なかでも『Patchwork』は、全曲を自作し、自身でプロデュースも手がけた作品として知られる。楽曲単位だけでなく、アルバム全体でも作家性を前に出していた点が特徴的だ。

カントリーとポップをまたいだヒット

1969年のシングル「Fancy」は、Billboard Hot 100でTop 40入りしたクロスオーバー・ヒットになった。ポップのチャートに入りながら、カントリーの文脈でも扱われる楽曲で、Bobbie Gentryの活動が一つのジャンルに収まらないことを示す例になっている。

また、Glen Campbellとの1968年のデュエット・アルバムは、Billboardで11位、カントリー・アルバム・チャートで1位を記録し、Academy of Country MusicのAlbum of the Yearを受賞している。共演作でも存在感を示していたことが分かる。

テレビ出演とその後の活動

1968年から1971年にかけては、BBC Twoで自身のバラエティ番組を持っていた。女性のソングライターとしては、チャンネルのシリーズ番組の顔を務めた初期の例とされている。音楽活動だけでなく、テレビの場でも注目を集めていた時期だ。

Hot 100には計11曲がランクインしており、その後はラスベガスでのステージに活動の軸を移した。1970年代後半に音楽活動から退き、1981年以降はライブを行っていない。長く表舞台に出ていない一方で、作品そのものは継続して参照されている。

再評価と現在までの流れ

2018年にはCapitolからコンプリート盤のボックス・セットが発売された。2020年にはNashville Songwriters Hall of Fameに殿堂入りしている。近年も公式サイトやSNS、映像資料を通じて名前が残っており、代表曲やアルバムをきっかけに再評価が続いている。

Bobbie Gentryの聴きどころ

  • 「Ode to Billie Joe」のような、物語を追う形の楽曲
  • カントリーとポップの間を行き来する曲作り
  • 自作曲とプロデュースを重ねたアルバム構成
  • Glen Campbellとのデュエット作に見える、相手役との掛け合い
  • 南部の生活感や風景を取り込んだ歌詞

Bobbie Gentryは、ヒット曲の印象だけでなく、作曲家としての手つきやアルバム単位の作り込みでも見ておきたいアーティストだ。代表曲から入って、アルバムを順に追うと、活動の幅が分かりやすい。

ジャンル・スタイル

Folk, World, & Country Funk / Soul Pop Country Soul
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