Bobby Hutcherson Harold Land

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Bobby Hutcherson Harold Land

Bobby Hutcherson Harold Landについて

Bobby Hutcherson Harold Landは、ヴィブラフォン奏者のボビー・ハッチャーソンと、テナーサックス奏者のハロルド・ランドの活動を軸にしたジャズ文脈で知られる名前だ。ジャンルはJazz、Funk / Soulにまたがり、スタイルとしてはFusion、Jazz-Funk、Soul-Jazz、Post Bopが挙げられている。

ボビー・ハッチャーソンの経歴

ボビー・ハッチャーソンは1941年1月27日、アメリカ・カリフォルニア州ロサンゼルス生まれのジャズ・ヴィブラフォン/マリンバ奏者だ。2016年8月15日にカリフォルニア州モンタラで亡くなっている。ジャズ・トランペット奏者の甥でもある。

活動の中心はブルーノート周辺にあり、関連サイトにもBlue Noteのアーティストページやディスコグラフィーが挙がっている。ヴィブラフォンを前面に出したハードバップ以後のジャズで存在感を示し、1960年代後半以降はより開かれたハーモニーやリズムの組み立てで知られるようになる。

ハロルド・ランドの経歴

ハロルド・ランドは1928年、テキサス州ヒューストン生まれ。サンディエゴで育ったテナーサックス奏者だ。若い頃、エリック・ドルフィーの自宅で開かれていたジャムセッションで見出されたとされる。

1954年にはクリフォード・ブラウン&マックス・ローチ・クインテットに加入し、全米ツアーやEmArcyへの録音に参加した。ハードバップの重要なバンドの一員として活動したのち、家族のいるロサンゼルスへ戻るため2年ほどで脱退している。その後まもなく、1956年にクリフォード・ブラウンとリッチー・パウエルが自動車事故で急逝し、このクインテットはジャズ史の中で伝説的な存在として語られるようになった。

2人の共演の流れ

ハロルド・ランドとボビー・ハッチャーソンの共演は、1968年のランドのリーダー作『The Peace-Maker』での共演を経て本格化した。そこから西海岸で共同リーダーとしてバンド活動を行い、ニューヨークのSlugs' SaloonやVillage Vanguardにも出演している。

同じ1968年には、チック・コリア(ピアノ)、レジー・ジョンソン(ベース)、ジョー・チェンバース(ドラム)を迎えて『Total Eclipse』をBlue Noteに録音した。その後も両者の名を冠したクインテットとして活動し、1975年の『Inner Glow』まで、通算7作のBlue Note作品を残している。

音楽的な特徴

ハッチャーソンとランドの組み合わせでは、ヴィブラフォンとテナーサックスの音色の差がはっきり出る。ヴィブラフォンは音の立ち上がりが明瞭で、和音の重なりも作りやすい一方、テナーサックスはフレーズの輪郭がそのまま前に出る。2人の編成では、その対比が演奏の軸になっている。

スタイル面では、Post Bopを土台にしながら、Jazz-FunkやSoul-Jazzの要素も取り込んでいる。ブルーノート期の録音では、チック・コリアの参加作も含めて、和声の動きとリズムの推進力を両立させた演奏が残されている。

  • ヴィブラフォンとテナーサックスの役割分担が明確
  • ハードバップの流れを引きつつ、後年のフュージョン的な感覚も入っている
  • Blue Noteでの録音が多く、60年代後半から70年代半ばまで継続的に活動している

残した作品と位置づけ

ハロルド・ランドとボビー・ハッチャーソンの共演は、単発のセッションではなく、複数年にわたる継続的な共同作業として残っている。『Total Eclipse』や『Inner Glow』のような作品は、当時のジャズがハードバップからポスト・バップ、さらにフュージョンへと向かう流れの中で記録されたものとして見ておきたい。

ボビー・ハッチャーソンは、ブルーノートのカタログの中でも重要なヴィブラフォン奏者として扱われている。ハロルド・ランドは、クリフォード・ブラウン&マックス・ローチ・クインテットでの実績を持つテナー奏者として、ハードバップ史の中で早くから名前が挙がる。2人の共演は、その2つの系譜が交わる場所にある。

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