Brick

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Brick

Brickとは

Brickは、1970年代から1980年代にかけて活動したアトランタ出身のソウル・グループだ。Morris Brown Collegeを拠点にした学生たちの流れから生まれ、ディスコ志向のバンドとジャズ志向のバンドのメンバーが合流する形で、1972年ごろに結成されたとされる。

メンバーにはRay Ransom、Eddie Irons、Regi Hargis、Jimmy "Lord" Brown、Donald Nevins、Ambric Bridgeforth, Jr.が名を連ねる。バンド名のBrickは、編成や曲作りの細部よりも、まずこのグループがどんな場で育ったかを示す名前として見ておくと分かりやすい。

音楽的な特徴

Brickの音楽でまず目立つのは、「Dazz」という言葉だ。これは「Disco」と「Jazz」を合わせた造語で、彼ら自身が自分たちのサウンドを表すために使ったものだ。実際の演奏でも、インストゥルメンタル主体のグルーヴを前に出しながら、ファンクとディスコの要素を組み合わせた作りになっている。

ジャンル表記としてはFunk / Soulに入り、スタイルとしてはFunk、Discoが挙げられている。ウェブ上の情報でも、ジャズの感覚を持ったリズム処理と、ディスコ寄りの展開がこのバンドの核として扱われている。

代表曲と活動の流れ

1976年、Main Street Recordsから「Music Matic」でデビューした後、BrickはBang Recordsへ移籍する。そこからデビュー・アルバム『Good High』が出て、その中のシングル「Dazz」が大きく広まった。

「Dazz」はビルボードのR&Bシングルチャートで4週連続1位を記録し、Hot 100でも最高3位まで上がった。Brickを代表する曲として扱われることが多く、彼らの名前を広く知らしめた作品でもある。

プロフィール情報でも、シングル「Dusic」と「Dazz」はファンクの重要な楽曲として挙げられている。特に「Dazz」は、バンドの活動歴を追ううえで外せない曲として定着している。

Brickと「Dazz」の影響

「Dazz」という言葉は、その後のファンク史でも少し面白い形で残っている。Brickとは別のオハイオ出身のバンドが「Dazz Band」という名前を採用しており、この造語が80年代ファンクの文脈でも使われ続けたことが分かる。

Brickのケースでは、単にヒット曲を出しただけでなく、バンド名やサウンドの説明にまで独自の言葉を持ち込んだ点が特徴的だ。Morris Brown Collegeから始まった流れ、アトランタでの結成、そしてディスコとジャズを掛け合わせた「Dazz」という発想が、そのままグループの個性になっている。

ディスコとファンクのあいだで聴きたいバンド

Brickは、ファンクのリズム感とディスコの推進力を軸にしながら、ジャズ由来の組み立ても取り込んだバンドとして整理できる。派手な説明をしなくても、代表曲を追うだけでその特徴が見えてくるタイプのグループだ。

「Dusic」や「Dazz」を入口にすると、1970年代後半のソウル/ファンクがどういう形で広がっていたかも見えやすい。Brickの活動歴は、アトランタ発のグループがどのようにR&Bチャートへ届いたかを知るうえでも、押さえておきたい内容になっている。

ジャンル・スタイル

Funk / Soul Disco Funk
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