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Buju Bantonは、1973年7月15日にジャマイカのキングストンで生まれたダンスホール・ディージェイ/シンガーだ。ジャンルはレゲエを軸にしつつ、フォーク、ワールド、カントリー系の要素にも接続されることがある。スタイルとしては、アコースティック、ルーツ・レゲエ、バラード、ダンスホールが挙げられている。
1990年代前半、Buju Bantonは暴力性の強い歌詞を含むダンスホール・アーティストとして注目を集めた。速いビートに乗せて強い言葉を投げ込む初期のスタイルは、当時のダンスホールの文脈の中で存在感を持っていた。
アルバム『Voice of Jamaica』を完成させた後、親しい友人2人が相次いで殺害された経験が、彼の考え方に影響を与えたとされる。そこから自身の生き方を見つめ直し、ラスタファリ運動への信仰を深めていった。ドレッドロックスを伸ばし始め、ハイレ・セラシエ1世の教えを学び、長老たちからアフリカの祖先について学ぶようになったことで、それまでの銃暴力を賛美するスタイルから離れていった。
こうした変化がはっきり表れた作品として、1995年発表の4作目『'Til Shiloh』がある。このアルバムでは、ダンスホールからルーツ・レゲエへと大きく寄せた内容が打ち出され、批評面でも高く評価された。現在でもレゲエ史の重要作として語られており、2019年には米レコード協会からゴールド認定を受けている。
Buju Bantonは音楽活動だけでなく、レーベル運営も行ってきた。Cell Block 321やGargamel Musicといったレーベルを手がけており、自身の作品発表だけでなく制作面にも関わっている。
2009年にはコカイン所持・密売共謀に絡む摘発を受け、2011年に連邦薬物関連の罪で有罪判決を受けた。当初は禁錮10年の刑が言い渡されたが、その後、銃器所持の罪状が取り消され、刑期は2年短縮された。2018年12月には、服役7年を経て釈放されている。出所後は音楽活動を再開し、レゲエ/ダンスホール史における重要人物としての存在感を保っている。