Cerrone

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Cerrone

Cerroneとは

Cerroneは、フランス出身のディスコ/エレクトロニック系アーティストだ。ソングライター、プロデューサー、レーベル運営、アレンジ、ドラムまでこなす人物として知られている。1952年5月24日、フランス・パリ近郊のヴィトリー=シュル=セーヌ生まれ。

12歳でドラムを始め、オーティス・レディング、ジミ・ヘンドリックス、サンタナなどから影響を受けて育った。18歳で「Club Mediterranée」の音楽ディレクターを務め、その後の活動につながっていく。

Kongasからソロへ

1972年、CerroneはKongasを結成した。アフリカ音楽由来のパーカッシブなリズムとロックンロールを組み合わせたバンドで、フランスのレーベルBarclayと契約し、ヒットを出している。

1976年にはソロに転向する。同じ年にMalligatorレーベルも立ち上げ、以後も運営を続けている。ソロ初期の代表作として知られるのが「Love in C Minor」だ。16分に及ぶシンフォニックなディスコ曲で、当初はフランスの各レーベルから発売を断られたが、アメリカで流通した盤がニューヨークのディスコシーンで広まり、ヒットにつながったという話が残っている。

音楽の特徴

Cerroneの作品では、重いドラムとシンセサイザーの使い方が目立つ。特にARP Odysseyを使った電子的な音作りが、ディスコの枠を押し広げる方向に働いている。初期のシンフォニックなディスコから、よりエレクトロニックで機械的なビートへと進んでいった流れがある。

  • 重厚なドラムを前面に出す構成
  • シンセベースと反復するリズムの組み合わせ
  • 長尺で展開を作るディスコ曲
  • 後のハウスやエレクトロに近い打ち込み感

代表曲とその位置づけ

代表曲のひとつ「Supernature」は、環境問題への意識を歌詞に入れた楽曲として知られる。シーケンサーを大胆に使ったキックとベースラインが特徴で、後のダンスミュージックに影響を与えたとされる。Daft Punkの「Veridis Quo」でサンプリングされていることでも知られている。

「Rocket in the Pocket」はプロト・エレクトロの曲として扱われることが多い。ヒップホップや初期ハウスの文脈でも参照されてきた。こうした楽曲を通して、Cerroneはディスコだけでなく、のちのクラブミュージックの流れにも関わる存在として見られている。

影響と評価

Cerroneは、Giorgio Moroderと並ぶヨーロッパのディスコの重要人物として挙げられることが多い。Nile RodgersやLCD SoundsystemのJames Murphyなど、世代の違うミュージシャンからも支持を受けている。

1970年代のディスコを土台にしながら、シンセサイザー、シーケンサー、強いビートを組み合わせていった点が、後のダンスミュージックに接続している。ソロ作だけでなく、サウンドトラックも含めて25作以上のアルバムを発表している。

関連情報

公式サイトや各種SNS、Bandcamp、YouTubeなどでも活動情報を追える。現在もCerrone名義での発信が続いている。

ジャンル・スタイル

Electronic Disco
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