Cold Cave

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Cold Cave

Cold Caveとは

Cold Caveは、ロサンゼルスを拠点に活動するダークウェイヴ/シンセポップ・プロジェクトだ。中心人物はWesley Eisoldで、彼がフロントを務めて立ち上げたユニットとして知られている。アーティスト情報ではジャンルはElectronic、Rock、スタイルはNew Waveに分類されている。

Wesley Eisoldの背景

Eisoldはもともと、ボストン発のハードコア・パンク・バンドAmerican Nightmare(後にGive Up the Ghostへ改名)やSome Girlsのヴォーカリストとして活動していた人物だ。Cold Caveは、彼にとって本格的に楽器編成や電子音響に取り組んだ最初のプロジェクトとして位置づけられている。ハードコア・パンクからダークウェイヴ/シンセポップへ大きく軸足を移した点が、このプロジェクトの出発点になっている。

サウンドの特徴

Cold Caveの音楽は、Eisoldの重いバリトン・ヴォーカルと、ざらついたエレクトロニクスの組み合わせが軸になっている。ダンスフロア向けのビートを使いながら、曲調は暗めにまとまることが多い。ハードコア出身の人物が手がけていることもあって、シンセポップの枠に収まりきらない硬さが残っているのも特徴だ。

2000年代末から2010年代にかけて広がったダークウェイヴ・リバイバルの流れの中で、Cold Caveは先駆けのひとつとして扱われている。実際、シンセの使い方やリズムの組み方には、当時のダークウェイヴ再評価の空気がはっきり出ている。

作品の流れ

2009年のフルアルバム『Love Comes Close』では、ヒスノイズの効いた電子音とダンス寄りのビートを前面に出したシンセポップを展開している。陰鬱な雰囲気がありつつも、メロディやリズムの作りは比較的入りやすい。

続く『Cherish the Light Years』は2011年にMatador Recordsから発表された。ここではメンバー編成の変化を経ながら、よりスケールの大きい、整理されたサウンドへ進んでいる。オープニング曲「The Great Pan Is Dead」では、複数のドラムマシンを重ねたような密度の高い作りが目立ち、前作よりも過剰でレイヤーの多い方向に踏み出している。

メンバー構成

アーティスト情報には、Caralee McElroy、Guy Licata、Dominick Fernow、Wes Eisold、Sarah Lipstate、Jennifer Clavin、Amy Leeの名前が挙がっている。Cold Caveは固定バンドというより、時期ごとに編成が変わりながら進んできたプロジェクトとして見ておくのが自然だ。

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聴きどころ

Cold Caveを追うなら、まずは『Love Comes Close』でシンセポップ寄りの入口を確認して、そのあと『Cherish the Light Years』で音の密度や構成の変化を聴くと流れがつかみやすい。ハードコア・パンク出身のEisoldが、電子音楽の側に振ったときにどんな表現を選んだのか、その変化自体がこのプロジェクトの面白さになっている。

ジャンル・スタイル

Electronic Rock New Wave
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