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David McWilliamsは、1945年7月4日に北アイルランド・ベルファストで生まれ、2002年1月8日に同じくカウンティ・アントリムのバリーキャッスルで亡くなったシンガーソングライターだ。ジャンルはRock、Folk、World、& Countryにまたがり、スタイルとしてはFolk Rockに分類されている。フォークを軸にしながら、ロックの要素を取り込んだ楽曲で知られている。
David McWilliamsを語るうえで外せないのが、1967年の代表曲「The Days of Pearly Spencer」だ。この曲は2ndアルバム『David McWilliams Vol. 2』に収録されている。マイク・リアンダーによるストリングス・アレンジが大きく前に出ていて、電話回線を通したような加工を施したコーラス・パートも特徴になっている。
曲の扱いは地域によって差があった。本国のイギリスやアイルランドでは、当時のパイレート・ラジオとの関わりが取り沙汰されていたプロデューサーとの事情もあり、BBCが放送を拒否したとされる。そのため正式なチャートインは果たせなかった。一方で、フランス、ベルギー、オランダなどの大陸ヨーロッパやオーストラリアではトップ10入りし、世界的には100万枚を売り上げたとされている。
David McWilliamsの音楽は、フォークの語り口とロックの構成をつないだ形で聴かれることが多い。アコースティックな感触を残しながら、アレンジで広がりを持たせる作りが目立つ。「The Days of Pearly Spencer」では、ストリングスと加工されたコーラスが楽曲の印象を決めている。
派手な演奏で押すタイプというより、曲の構成や音響処理で印象を作るタイプとして整理しやすい。歌とアレンジの組み合わせが前面に出る作品が多い。
1992年には、英国のポップ歌手マーク・アーモンドが「The Days of Pearly Spencer」をカバーしている。このカバーは全英チャート4位、アイルランドで8位を記録した。オリジナルが本国で広く流通しなかった一方で、後年のカバーが大きくヒットした点も、この曲の履歴としてよく知られている。
David McWilliams本人の名前よりもこの曲で先に触れる人もいるかもしれないが、楽曲単体で長く残っていることははっきりしている。60年代のフォークロックの文脈と、ヨーロッパ各地での反応が重なって、今も紹介される機会のあるアーティストだ。