DJ Shadow

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DJ Shadow

DJ Shadowとは

DJ Shadowは、1972年6月29日生まれのアメリカ・カリフォルニア州サンノゼ出身のプロデューサー/DJ、本名はJosh Davisだ。ジャンルはElectronic、Hip Hopにまたがり、Downtempo、Trip Hop、Instrumental、Cut-up/DJといったスタイルで知られている。レコードを使ったサンプリング中心の制作で名前を広めた人物としてよく挙げられる。

活動の始まり

高校時代から4トラックレコーダーでビートやブレイクの制作を試していた。大学在学中にはSolesidesレーベルを共同設立し、後のBlackaliciousやLyrics Bornらと大学のラジオ局を通じて接点を持っている。1991年からは自主制作のミックステープ「Hip-Hop Reconstruction」シリーズをリリースし、The Source誌の「Unsigned Hype」欄で紹介された。その後、Hollywood BASICと契約した。

『Endtroducing.....』と評価

1993年には17分に及ぶ「Entropy」を発表し、アンダーグラウンドのDJたちの間で注目を集めた。これを受けてMo WaxのJames Lavelleのもとで、1996年にデビューアルバム『Endtroducing.....』を発表している。このアルバムは既存レコードのサンプルのみで構成されており、ギネス世界記録では「サンプルのみで作られた初のアルバム」として認定されている。批評面でも高く評価され、1990年代を代表する作品のひとつとして扱われることが多い。

音楽的特徴

DJ Shadowの制作は、膨大なレコードコレクションを土台にしたサンプリングが中心だ。本人は6万枚を超えるレコードを所有しているとされる。Cut-up的な編集で断片を組み合わせ、Instrumental Hip Hopを軸にDowntempoやTrip Hopの要素も取り入れている。ビートの作り方や音のつなぎ方に、レコードを細かく切り出して再構成する発想がはっきり出ている。

レーベルや周辺プロジェクト

DJ ShadowはSolesidesの共同設立に関わり、Solesidesは1999年にQuannum Projectsへと変わっている。2014年には自身のレーベルLiquid Amberを立ち上げた。さらにMo' Wax周辺のプロジェクトU.N.K.L.E.にも関わり、Thom Yorke、Richard Ashcroft、Mike Dらを迎えた作品群にも参加している。

影響と立ち位置

DJ Shadowは、ロンドンのMo' Wax周辺で発展した実験的インストゥルメンタル・ヒップホップの重要人物として扱われている。サンプルを素材にしたアルバム制作や、DJ文化とヒップホップの交差点にある制作手法は、その後のインストゥルメンタル・ヒップホップやビートメイクの文脈でたびたび参照されている。レコードを掘る文化と、編集で曲を組み立てる作業の両方を強く結びつけた存在として見られている。

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