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Don Henleyは、1947年7月22日に米国テキサス州ギルマーで生まれたシンガー、ソングライター、ドラマーだ。ロックを軸に、ポップロックの要素を含む楽曲で知られている。
1971年、グレン・フライらとともにEaglesを結成した。ヘンリーはドラムを叩きながらリードヴォーカルも担当するスタイルで、バンドの中心的な存在になった。フライとの共作も多く、Eaglesの代表曲の多くに関わっている。
Eaglesでは、演奏面と作曲面の両方で重要な役割を担っていた。ドラムと歌を同時にこなす形は当時としては珍しく、バンドのサウンドを支える要素のひとつになっていた。
1980年にEaglesが解散した後は、ソロ活動を本格化させた。1982年に1stソロアルバム『I Can't Stand Still』を発表し、1984年の2ndアルバム『Building the Perfect Beast』でソロアーティストとしての地位を固めた。
このアルバムには「All She Wants to Do Is Dance」や「The Boys of Summer」が収録されている。「The Boys of Summer」は特に知られた曲で、フランス出身の監督ジャン=バティスト・モンディーノが手がけたミュージックビデオも話題になった。映像では、現在、青年時代、7歳のドラマー時代という3つの時間軸のヘンリーがモノクロで描かれている。この作品は1985年のMTVビデオ・ミュージック・アワードでビデオ・オブ・ザ・イヤーを含む4部門を受賞している。
ヘンリーの活動を見ると、Eagles時代からソロ期まで、歌とドラムの両方を軸にした立ち位置がはっきりしている。ロックを基本にしながら、ポップロック寄りのメロディを持つ楽曲が多く、バンド作品でもソロ作品でも、作曲と歌唱の両面で存在感を示してきた。
また、Eaglesではグレン・フライとの共作が多く、バンドの主要な楽曲制作に深く関わっていた。ソロでは、より個人名義の表現として楽曲を発表しつつ、80年代の音像に合った作品を残している。
長らく再結成はないと公言していたEaglesだが、1994年にライブアルバム『Hell Freezes Over』を発表したタイミングでヘンリーはバンドに復帰した。この作品には新曲4曲と、ヒット曲のアコースティック・ライブ演奏11曲が収録されている。
この復帰をきっかけに、Eaglesは再び活動を続けることになった。タイトルにも、かつての発言をそのまま使っている点が目を引く。
1990年代には、マサチューセッツ州ウォールデン・ウッズの保護活動に本格的に取り組んだ。19世紀の思想家ヘンリー・デイヴィッド・ソローの『ウォールデン 森の生活』の舞台として知られる地域で、非営利団体「ウォールデン・ウッズ・プロジェクト」を設立している。
約100エーカーの森林保護のために2500万ドルの資金を集め、1997年にはクリントン大統領から全米人文科学勲章を授与された。音楽活動だけでなく、環境保護活動でも大きな足跡を残している。