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Echo & The Bunnymenは、1978年にリヴァプールで結成されたロック・バンドだ。ジャンルはRock、スタイルはNew Waveに分類されることが多い。中心メンバーとして知られるのは、Ian McCulloch(ボーカル/ギター)とWill Sergeant(ギター)、Les Pattinson(ベース)で、のちにPete de Freitasがドラムで加わった。
バンドは1978年、リヴァプールの伝説的なライヴハウス「Erics」で初ライヴを行った。出演はTeardrop Explodesの前座だった。Ericsは、パンク、ポストパンク、シンセポップ周辺のバンドが集まった場所として知られ、OMD、Big in Japan、Wah!などもそこから出てきた。
結成当初はドラマーがおらず、リズム・マシンを使っていた。後にPete de Freitasが1980年に正式加入し、以降はバンドの重要なドラマーとして活動した。Pete de Freitasは5作のアルバムに参加したが、1989年6月14日にオートバイ事故で27歳で亡くなっている。
Echo & The Bunnymenは、New Waveの流れの中にありながら、ギターを軸にしたロック色の強い作品で知られる。初期はリズム・マシンを使っていたこともあり、機械的なビートとギターの組み合わせが目立つ時期があった。その後はバンド編成を固め、楽曲の輪郭をはっきりさせていった。
特に1984年の「The Killing Moon」は、バンドにとって2曲目のトップ10ヒットになった。続くアルバム『Ocean Rain』では、パリで35人編成のオーケストラを使って制作している。この作品は全英4位を記録し、バンドとして初めて全米チャートにも入った。
活動の中で大きな節目になったのは、『Ocean Rain』の成功だ。オーケストラを導入した制作方法が注目され、バンドの代表作として扱われることが多い。シングル「The Killing Moon」も、その後の評価を支える重要な楽曲として知られている。
メンバーは時期によって入れ替わりがあり、一覧に挙がっている名前も多いが、バンドの核として語られるのはIan McCullochとWill Sergeant、そして初期のLes Pattinson、Pete de Freitasだ。プロフィール上も、結成時のオリジナル編成はこの4人とされている。
Echo & The Bunnymenは、後続のミュージシャンやリスナーに影響を与えたバンドとして扱われている。2002年には、Q誌のインスピレーション賞を受賞している。この受賞は、新しい世代への影響が意識されていたことを示す出来事として見られている。
リヴァプールの音楽シーンから出発し、初期のポストパンク周辺の空気を引き受けながら、ギター主体のロックへつなげていった流れは、このバンドを語るうえで外せない。ライブハウスEricsから始まった経歴も含めて、当時の英国ロック史の中で位置づけられている。