Eduardo Araujo

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Eduardo Araujo

Eduardo Araujoとは

Eduardo Araujoは、1942年7月23日生まれのブラジルの歌手で、ロック、カントリー、ソウル、ラテン系の要素をまたぐ活動で知られている。出身はブラジル・ミナスジェライス州の内陸都市ジョアイーマで、農家の家に生まれた。思春期を過ごしたベロオリゾンテで、Bill HaleyやElvis Presleyの音楽に触れたことが、後の方向性に影響したとされる。

キャリアの始まり

1960年に地元の番組で歌い始めたのがキャリアの出発点になった。その後リオデジャネイロへ移り、獣医学を学びながらTV-Rioの番組「Hoje é Dia de Rock」に出演し、自作曲「Deixe o Rock」を発表している。ここでロック寄りの活動が前面に出てくる。

1966年には、Carlos Imperial作の「O Bom」をバックバンドThe Feversとともに録音してヒットを記録した。この曲は、ブラジルのロック初期を代表する運動「Jovem Guarda」の流れの中で重要な作品として扱われている。Eduardo Araujoも、この時期の代表的な存在の一人に数えられている。

音楽的な特徴

Eduardo Araujoの活動は、ロックだけに寄っていない。ソウル、カントリー・ロック、ファンク、MPB、ラテン系の要素を取り込みながら、時代ごとに音楽の幅を広げている。プロフィール上でもロック、フォーク、ワールド、ファンク/ソウル、ラテンが並び、実際の作品でもその混ざり方が見える。

1973年のRCA盤『Eduardo Araujo』では、当時の複数の音楽潮流を反映した内容が並ぶ。ラテン色の強い「Ao Raiar De Um Novo Dia」や、プログレ的なMPBとして語られる「Terra Prometida」などが挙げられている。ロック歌手として始まりつつ、70年代にはファンキーな感触やMPBの要素も前に出していた。

『Sou Filho Dêsse Chão』と70年代の展開

1976年には、パートナーのSilvinhaとの共作『Sou Filho Dêsse Chão』を発表している。この作品では、Dominguinhos、Dirceu Medeiros、Banda Black RioやSom Nossoのメンバーらが参加し、演奏面でも人選がかなり広い。ブラジル北部の伝統的なアフロ・ブラジル文化と、トロピカリア、MPB、サイケ・ロック、Black Rioムーブメントの要素が重なっている。

このアルバムは、サイケデリックなジャケットとあわせて、アンダーグラウンド作品として扱われることが多い。ロック、ファンク、MPBが混ざる70年代ブラジル音楽の一断面を知るうえで、押さえやすい1枚になっている。

80年代以降の方向

1980〜90年代以降は、セルタネージョ的なルーツに立ち返り、カントリー・ロック寄りの活動へ軸足を移している。初期のロックンロールの影響を出発点にしながら、ブラジルの地方音楽やカントリーの感覚へ戻っていく流れが見える。

活動を追うと見えてくること

  • 1942年、ミナスジェライス州ジョアイーマ生まれ
  • ベロオリゾンテでBill HaleyやElvis Presleyの影響を受ける
  • 1960年に地元番組で歌い始める
  • リオデジャネイロで「Hoje é Dia de Rock」に出演し、「Deixe o Rock」を発表
  • 1966年の「O Bom」でJovem Guardaの代表格の一人になる
  • 70年代はロック、ソウル、ファンク、MPB、ラテンをまたぐ作品を展開
  • 1976年の『Sou Filho Dêsse Chão』はアフロ・ブラジル文化と同時代音楽の接点として注目される
  • 80〜90年代以降はセルタネージョやカントリー・ロックに接近する

参考にした主な情報源

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