Exuma

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Exumaについて

Exumaは、バハマ出身のアーティストで、本名はトニー・マッケイ。1942年2月18日にカット・アイランドで生まれ、1997年1月25日に亡くなっている。トニー・マッケイは「The Obeah Man」としても知られ、音楽活動だけでなく絵画でもバハマ文化を発信していた。

ニューヨークで始まった活動

1960年代初頭、建築を学ぶために渡米し、ニューヨークへ移住した。その後、学費の問題で学業を続けられなくなり、現地で演奏活動を始める。活動の場は、ベトナム反戦運動の空気が強かった時期のニューヨーク、特にグリニッジ・ヴィレッジのフォーク・シーンだった。

そこでExumaは、バハマのリズムを取り入れた演奏を行っていた。カフェ・ワやカフェ・ビザールなどのクラブでは、ボブ・ディラン、リッチー・ヘイヴンス、ピーター・ポール&マリー、ジミ・ヘンドリックス、バーブラ・ストライサンドらと同じ舞台に立つこともあった。

音楽の特徴

Exumaの音楽は、ロック、フォーク、ワールド、ファンク、レゲエの要素を含みつつ、アコースティック、サイケデリック、ゴスペル、ジュンカヌーの要素が重なっている。バハマの伝統的なフォークソング、ジュンカヌーのビート、リングプレイ、神話、言葉の言い回しを素材にしている点が大きい。

特に1970年のデビュー作『Exuma』と『Exuma II』では、足首の鈴、カウベル、コンガ、ホイッスルを使いながら、ハスキーな声で強く歌うスタイルを固めている。この時期に「オビア・マン」としてのイメージが前面に出て、その後の演奏の土台になった。

代表曲と作品

ソングライターとしても知られていて、「Obeah Woman」「Dambala」は代表曲として挙げられる。これらの楽曲はニーナ・シモンによってカヴァーされ、1974年のアルバム『It Is Finished』にも収録されている。

アルバム単位で見ると、初期2作での表現が特に重要で、バハマの民俗音楽とアメリカのフォーク/サイケデリック・シーンをつなぐ役割を果たしている。

バハマ文化との関わり

Exumaは、音楽と絵画を通してバハマの文化を外へ伝えた。ジュンカヌーやオビアといったバハマの伝統を作品に持ち込み、それをアメリカの都市部の音楽シーンで提示した点が特徴的だ。

バハマの民俗音楽をそのまま再現するのではなく、ニューヨークのフォーク・シーンや当時のロック/サイケデリックの環境の中で演奏していたことが、Exumaの活動歴を考えるうえで重要になる。

参考サイト

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