Fad Gadget

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Fad Gadgetについて

Fad Gadgetは、ロンドン出身のフランク・トヴィーによるソロ・プロジェクトだ。1956年9月8日生まれで、Mute Recordsに最初に契約したアーティストとして知られている。1979年10月には、Muteの2枚目のシングルとして「Back To Nature」を発表した。

トヴィーはロンドンのレコード店ラフ・トレードで、後に「The Normal」名義で「Warm Leatherette」を出すダニエル・ミラーと出会い、自作のデモテープを渡した。ミラーはその内容を気に入り、立ち上がったばかりのMute RecordsからFad Gadgetを送り出した。1979年7月には、Fad Gadget名義で初のライブを行っている。

音楽性と位置づけ

Fad Gadgetの音楽は、ElectronicとRockを軸に、New Wave、Synth-pop、Post-Punk、Electro、Industrialの要素を含む。初期Muteの流れを考えるうえで外せない存在で、シンセサイザー中心の構成の中に、鋭いリズムや不穏な空気を持ち込んだ。

「Back To Nature」は、その初期像を示す代表曲として扱われている。電子音楽の枠に収まりきらない作りで、当時のポストパンクやインダストリアルの文脈ともつながっている。

ライブの特徴

Fad Gadgetのライブは、同時代の電子音楽アクトと比べてもかなり身体的だった。全身をシェービングフォームまみれにして登場したり、マイクを口に入れたまま荒い息を響かせたり、会場の梁によじ登ったりするなど、過激な動きが多かった。

キャリアを通じて、腱の断裂、頭部の裂傷、割れたガラスによる胸のX字状の傷跡など、実際に負傷しながらのパフォーマンスも残している。音だけでなく、ステージ上での身体の使い方でも記憶されているアーティストだ。

活動の流れ

1984年のアルバムGagの後、Fad Gadget名義をやめ、本名のフランク・トヴィーとして活動するようになった。その後、2001年にはThe Best of Fad Gadgetがリリースされ、Depeche ModeのExciter Tourでのサポート出演も行っている。Fad Gadgetとしての再評価が進んでいた時期だったが、2002年4月3日、ロンドンの自宅で心臓発作により45歳で亡くなった。

影響と受け止められ方

Fad Gadgetは、Mute Records初期の重要なアーティストとして語られることが多い。電子音楽を基盤にしながら、ライブでは肉体性を前面に出した点が特徴で、後のシンセ・ポップやインダストリアル周辺の表現を考えるうえでも参照される存在になっている。

  • Mute Records初の契約アーティスト
  • 1979年に「Back To Nature」を発表
  • 電子音楽に身体的なパフォーマンスを持ち込んだ
  • 1984年以降は本名フランク・トヴィーで活動
  • 2002年に45歳で死去

関連情報は、公式サイトとして紹介されている http://www.franktovey.de や、WikipediaのFad Gadget項目でも確認できる。

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