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Galliardは、イギリス・バーミンガム出身のプログレッシブ/ジャズロック・バンドだ。活動期間は1968年から1971年までで、Deramから1970年に2枚のアルバムを残している。1stは『Strange Pleasure』、続く2ndが『New Dawn』だ。
Galliardの前身は、同じくバーミンガムで活動していたThe Craigにさかのぼる。The Craigには、ヴォーカル/ギターのジェフ・ブラウンとギターのリチャード・パネルが在籍していた。ここには後にEmerson, Lake & Palmerで知られるドラマー、カール・パーマーもいた。The Craigが残した「I Must Be Mad」は、60年代英国サイケデリックロックの初期曲として評価されている。
その後、ブラウンとパネルを中心に編成が広がり、ブラス・セクションを取り入れた形で1968年夏にGalliardが結成された。
Galliardは、ジェフ・ブラウンのヴォーカルを軸に、デイヴ・カズウェルとジョン・スミスの管楽器、リチャード・パネルのギターを前面に出したバンドだ。メンバーは時期によって変化しているが、ツインの管楽器を含む大所帯の編成が特徴になっている。
音楽的には、サイケデリックな感触を残しつつ、ブラスを使ったロックとジャズロックの要素を組み合わせている。アメリカのBlood, Sweat & TearsやChicagoに近い流れを受けながら、イギリス側ではColosseumやthe Keef Hartley Bandと並べて語られることがある。
ジャンル表記としてはRock、Folk、World、& Countryが挙がっているが、実際の活動内容を見ると、プログレッシブ・ロックとジャズロックの文脈で語られることが多い。フォークやサイケデリック・ロックの要素も含みつつ、管楽器を使ったアレンジが中心にある。
Galliardは1970年にDeramから2枚のアルバムを発表した。1stアルバム『Strange Pleasure』に続いて『New Dawn』を同年中にリリースしている。さらに同じ年にシングル「I Wrapped Her In Ribbons」も出している。
プロデュースはドラマーのフィル・ウェインマンが担当した。ウェインマンは後にBay City Rollersのマネージャーとしても知られる人物だ。
Galliardは人気ラジオDJのジョン・ピールに気に入られ、BBCのライブセッションに2度出演している。その音源は後年ブートレグとして流通した。放送局のセッションに呼ばれたことからも、当時の英国アンダーグラウンド/プログレ周辺で一定の注目を集めていたことがうかがえる。
商業的には大きな成功につながらず、Galliardは1971年に解散した。活動期間は短いが、プログレ、サイケデリック、フォークの要素をまとめたサウンドは、現在も再評価の対象として扱われている。
残された作品数は多くないものの、The Craigから続く流れ、ブラス・ロック寄りの編成、BBCセッションでの記録などを追うと、1960年代末から1970年代初頭の英国ロックの動きの中で位置づけやすいバンドだ。