Goat

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Goat

Goatとは

Goatは、2013年に大阪で結成された実験音楽バンド。関西アンダーグラウンド・シーンで活動する日野浩志郎(ソロ名義はYPY)が中心に立ち、Koshiro Hino、Atsumi Tagami、Akihiko Ando、Tetsushi Nishikawa、Takafumi Okadaの5人編成で作品を発表している。公式の紹介では「Experimental band from Osaka, Japan.」とされている。

活動の流れ

バンドは2013年のデビュー作『New Games』で始動し、2015年には日野浩志郎の作曲による2作目『Rhythm & Sound』を発表した。その後、約8年の間を置いて、2023年に3作目『Joy In Fear』をリリースしている。作品数は多くないが、各作の間隔が長く、そのぶん制作の節目ごとにバンドの姿がはっきり見える。

音楽的な特徴

Goatの音楽は、メロディを前面に出すよりも、リズムの動きそのものを軸にして組み立てられている。ギター、ベース、サックスに加えて、ドラマー2人体制を含む編成が特徴で、パーカッシブな音色や独特のミュートが目立つ。標準的な調性の外側にあるハーモニクスも取り入れながら、一般的なロックバンドの作り方とは少し離れた方向に進んでいる。

ジャンル表記にはRock、Folk、World、& Country、Funk / Soulが並び、スタイルにはPsychedelic Rock、African、Alternative Rock、Acid Rock、Aboriginalが挙がっている。実際の音像は、ロックの編成を使いながら、反復するリズム、打楽器的な感触、非西洋的な要素を参照する構成でまとまっている。

中心人物と背景

バンドの中心にいる日野浩志郎は、関西のアンダーグラウンド・シーンで知られる存在で、YPY名義でも活動している。Goatでは彼の作曲が土台になっており、バンド全体の方向性にも強く関わっているようだ。大阪発の実験音楽という文脈の中で、ロックの形式を保ちながら別のリズム感を組み込む姿勢が、このグループの核になっている。

作品と聴きどころ

  • 『New Games』(2013年): デビュー作
  • 『Rhythm & Sound』(2015年): 日野浩志郎の作曲による2作目
  • 『Joy In Fear』(2023年): 約8年ぶりの3作目

まず耳に入るのは、ドラムの推進力と、そこに重なるギターやサックスの刻み方だ。リフや旋律を追うより、複数の打楽器的な動きがどう噛み合うかに注目すると、このバンドの作りが見えやすい。曲ごとの展開も、一般的なロックの起承転結より、反復のズレや音の抜き差しで進んでいく場面が多い。

名前の注意点

海外にはスウェーデンの同名バンド「Goat」があるが、こちらとは無関係の別バンドだ。日本のGoatを追うときは、大阪拠点の実験音楽バンドとして見ると整理しやすい。

関連サイト

https://goatjp.bandcamp.com

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