Grobschnitt

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Grobschnitt

Grobschnittとは

Grobschnittは、1970年にドイツ・ノルトライン=ヴェストファーレン州ハーゲンで結成されたバンドだ。地元のスクールバンドだったThe Crew、Charing Cross、Wutpickelが合流して始まっていて、1971年4月に正式に「Grobschnitt」という名前を採用した。ジャンルはElectronic、Rockにまたがり、スタイルとしてはProg RockやKrautrockで語られることが多い。

結成の背景とメンバーの特徴

初期の中心メンバーには、ドラムのJoachim Ehrig(Eroc)、ギターのGerd-Otto Kühn(Lupo)、ボーカル/ギターのStefan Danielak(Wildschwein)がいる。Grobschnittは、メンバーの多くがステージネームを使う点でも知られている。こうした名前の使い方は、バンドの見た目やライブの雰囲気にもつながっている。

メンバーは時期によって入れ替わりがあり、Rolf Möller、Axel Harlos、Hermann Quetting、Bernhard Uhlemann、Volker Kahrs、Wolfgang Jäger、Jürgen Cramer、Peter Jureit、Thomas Waßkönig、Toni Moff Mollo、Milla Kapolke、Manu Kapolke、Demian Hache、Deva Tattva、Nuki などの名前がクレジットされている。

音楽性: クラウトロック、プログレ、スペースロック

Grobschnittの音楽は、クラウトロック、プログレッシブ・ロック、スペースロックを組み合わせたものとして紹介されることが多い。バンド自身はこれを「Solar Music」と呼んでいた。これは、2作目『Ballermann』に入っている長尺曲「Solar Music Pt. 1 & 2」に由来する表現で、その後のライブではさらに長く展開されていった。

演奏面では、曲の組み立てをじっくり進めるタイプの楽曲が多く、スタジオ盤でもライブ盤でも長尺の構成が目立つ。特に『Solar Music Live』では、曲が30分規模に広がっていて、バンドの演奏スタイルをそのまま記録した作品として扱われている。

代表作『Rockpommel's Land』

Grobschnittの代表作としてよく挙げられるのが、1977年発表の『Rockpommel's Land』だ。プログレッシブ・ロックの勢いが落ちていった時期の作品だが、バンドにとっては商業的に最も成功したアルバムになっている。

この作品はコンセプトアルバムとして作られていて、少年の冒険と成長を軸にした物語が展開する。アートワークの方向性は、Yesのジャケットで知られるRoger Deanのファンタジー世界を発展させたような作りで、音だけでなくビジュアル面でも世界観を固めている。

ライブ活動と演出

Grobschnittはライブバンドとしても知られている。花火を使った演出や、ドイツ流のコミカルな寸劇を挟みながら、3時間を超える公演を行っていた。音楽だけでなく、ステージ全体をひとつの見せ物として組み立てるスタイルが特徴だ。

1978年のRockpalastでのライブは、後年に映像作品としてもリリースされている。こうした記録が残っていることからも、Grobschnittがライブを重要な表現の場として使っていたことがわかる。

Grobschnittが残したもの

Grobschnittは、ドイツのクラウトロック/プログレッシブ・ロックを語るときに外しにくいバンドだ。長尺の組曲的な楽曲、ライブでの演出、ステージネームを含む独特のバンド文化がそろっていて、活動歴の中で一貫して個性を保ってきた。

1970年代のドイツのロック史をたどるとき、Grobschnittは音楽性だけでなく、ライブ表現や作品の作り方まで含めて確認したいバンドとして名前が挙がる。公式サイトやWikipediaでも、その長い活動と独自の位置づけが紹介されている。

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