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Groove Armadaは、イングランド・ロンドン出身のエレクトロニック・デュオだ。メンバーはTom FindlayとAndy Cocupで、1996年に共通の知人を通じて知り合い、ロンドンで活動を始めた。結成当初は「Captain Sensual at the Helm of the Groove Armada」というクラブナイトを主催しながら、現場ベースで動いていた。
初期の作品で広く知られるきっかけになったのが、1999年のアルバム『Vertigo』だ。この作品は全英アルバムチャート25位を記録し、セールスは30万枚に達したとされている。収録曲「I See You Baby」は全英シングルチャートでトップ20入りし、Groove Armadaの名前を一気に広げた。
続く2001年のアルバム『Goodbye Country (Hello Nightclub)』では、「Superstylin'」がシングルとしてヒットした。この曲はレゲエの要素を取り入れた作りで、全英12位を記録している。2003年にはグラミー賞の最優秀ダンス・レコーディング部門にノミネートされた。
Groove Armadaの音楽は、Electronicを軸に、Downtempo、Big Beat、Houseの要素を組み合わせたものとして整理されることが多い。ビートを前に出したダンス寄りの曲と、テンポを落として聴かせる曲の両方を持っているのが特徴だ。
初期の代表曲を見ても、クラブ向けの推進力を持つ一方で、メロディやサンプリングの扱いに特徴がある。特に「Superstylin'」では、レゲエ由来のリズム感や声の使い方がはっきりしていて、Groove Armadaの音作りを知る入口になっている。
プロフィール情報によると、Groove Armadaはこれまでに8枚のスタジオ・アルバムを発表している。そのうち4作が全英アルバムチャートのトップ50に入っている。シングルのヒットだけでなく、アルバム単位でも一定の結果を残してきたグループだ。
公式サイト、Bandcamp、SoundCloud、YouTubeなどでも音源や映像を確認できる。活動の場がクラブ、レコード、配信、動画へと広がっているのも、長く続くエレクトロニック・アクトらしい動きだ。
ウェブ検索で確認できる情報では、Andy Catoは音楽活動と並行して環境問題への関心を強め、2013年頃には楽曲の権利を売却してフランス・ガスコーニュ地方に農地を購入した。その後は、土壌の微生物やミネラル、炭素含有量を改善しながら作物を育てるリジェネラティブ農業に取り組んでいる。
牧草地だった土地での穀物栽培、ポリカルチャー、緑肥による土壌被覆などを試しながら、TVプレゼンターのGeorge Lamb、金融家のEdd LeesとともにWildfarmedを共同設立した。Wildfarmedはイギリスとアイルランドの110の農場と提携するまでに拡大している。2018年にはフランス農事功労章シュヴァリエを受章している。
Groove Armadaは、ロンドンのクラブシーンから出てきたデュオとして知られ、シングルのヒットとアルバム制作の両方で足跡を残してきた。Andy Catoのその後の農業への転身も含めて、活動の幅が広いユニットとして見ておくと整理しやすい。