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Ihloは、ロンドンを拠点に活動するプログレッシブ・メタル・バンドだ。編成はPhil Monro、Clark McMenemy、Andy Robison、Michael Roberts、Rob Mairの5人で、ロックをベースにしながら、プログレッシブ・メタル、エレクトロニック、ポップの要素を組み合わせた音作りをしている。
公式プロフィールでは、重さのある展開、メロディ、感情の動きが一続きになった音楽として紹介されている。実際、楽曲の中では厚いギター、打ち込み由来の質感、歌のフックが同じ曲の中で並ぶ構成が目立つ。
Ihloは2016年にスタジオ・プロジェクトとして始動した。きっかけは少し変わっていて、ギタリストのPhil Monroと、アバディーン在住のミュージシャンAndy Robisonが、インターネット上のミーム系グループを通じて知り合ったところから始まっている。
最初の段階では、二人がリモートでエレクトロニック・ミュージックやプログレッシブ・ロックのデモを作りながら共同作業を進めた。翌2017年には、Robisonの知人だったドラマーのClark McMenemyが加わり、バンドとしての体制が整っていった。
Ihloのサウンドは、プログレッシブ・メタルを中心にしつつ、電子音の処理やポップ寄りのメロディを取り込んでいる点が特徴だ。重いリフや複雑な展開を軸にしながら、シンセやクリーンなボーカルラインが曲の輪郭をはっきりさせている。
バンドのプロフィールでも、heavy、melodic、emotionalなパッセージがひとつの流れとして扱われている。テンポや質感を切り替えながら進む曲作りが多く、単純に硬質なメタルだけに寄らない構成になっている。
ウェブ上の情報では、Ihloの土台にはPorcupine Tree、Devin Townsend、TesseracTといったプログレッシブ・メタルのアーティストからの影響があるとされている。どれも、重さだけでなく、音の層や展開の作り方に特徴がある名前だ。
その一方で、Ihloはエレクトロニックやポップの要素も前面に出している。影響元の系譜を引きつつ、ギター主体のバンド・サウンドに別の質感を重ねているのが聴きどころになっている。
2019年に発表されたデビュー・アルバム『Union』は、53分の作品で、人間関係やそこに伴う感情的な葛藤をテーマにしている。長尺のアルバムとして構成されていて、曲間の流れも含めて聴かせる作りになっている。
この作品はBandcampのプログレッシブ・メタル・チャートでNo.1を複数回獲得しており、早い段階で注目を集めた。2作目『Legacy』は2025年にリリースされている。