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Johnny Marrは、1963年10月31日にイングランドのマンチェスター、Ardwickで生まれたミュージシャン、シンガー、ソングライターだ。ジャンルとしてはRockに分類され、特にIndie RockやAlternative Rockの文脈で語られることが多い。
13歳で最初のバンドを組み、早い段階からギターに取り組んでいた。レコードに合わせて独学で演奏を身につけたという点も、彼のキャリアを考えるうえで重要だ。
1982年に結成されたThe Smithsでは、ギタリスト兼共作曲者として名を広めた。Morrisseyの歌詞とヴォーカルに寄り添う形で、クリシェを避けたジャングリーなギターを前面に出し、1980年代のUKインディー・ロックを代表するバンドのひとつとして評価されるようになった。
1987年にThe Smithsが解散したあとも、Johnny Marrは複数のプロジェクトに参加している。The PretendersやBryan Ferryとの活動を経て、1988年から1994年にはThe Theの正式メンバーとして活動し、スタジオアルバム2作に参加した。
また、New OrderのBernard Sumnerと組んだElectronicでは、1988年に結成され、1991年の1stアルバムが高く評価された。バンド活動だけでなく、こうした共同作業の場でもギタリストとして存在感を示している。
2000年代にはThe Cribsに関わり、さらにModest Mouseにも参加した。Modest Mouseでは2006年に加入し、2007年作『We Were Dead Before the Ship Even Sank』に参加している。
2013年には自身名義の初のソロアルバム『The Messenger』を発表し、こちらも高い評価を受けた。ソロ作品に至るまで、バンド、ユニット、客演を含めて活動の幅を広げてきた流れが見える。
Johnny Marrのギターは、派手な速弾きよりも、フレーズの組み立て方や音の重なり方で印象を残すタイプだ。The Smiths時代に見せた、複雑で動きのあるジャングリー・ギターは、以後のギター主体のインディー・ロックに影響を与えたとされている。
また、ひとつのバンドに長く固定されるより、いろいろなアーティストと組みながら自分の弾き方を更新してきた点も特徴だ。そうした経歴が、単なる“名ギタリスト”という枠に収まらない理由になっている。
Johnny Marrは、The Smithsで作ったギターの型を出発点にしながら、その後もElectronic、The Cribs、Modest Mouseなどで活動を続けてきた。結果として、UKインディー・ロックからオルタナティブ・ロックまで、複数の流れの中で名前が挙がる存在になっている。
ギターのパートが曲全体の印象を左右するタイプのバンドを聴くとき、彼の仕事ぶりをたどると当時の音の作り方が見えやすい。マンチェスター出身のギタリストとして、今も参照されることの多い人物だ。