Kaputter Hamster

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Kaputter Hamsterとは

Kaputter Hamsterは、ドイツ・フレンスブルク出身の短命なクラウトロック・プロジェクトとして知られる。バンド名は「壊れたハムスター」を意味する。編成はペーター・N・ブーフフェルト、フランク・リンデ、ホルガー・ヘルト、アルネ・リンデの4人で、ブーフフェルトとフランク・リンデがヴォーカル、ギター、パーカッションを担当し、ホルガー・ヘルトがベースとアコースティックギター、アルネ・リンデがドラムスとパーカッションを担っていた。

活動歴

このグループは1974年に唯一のセルフタイトル・アルバムを発表している。その後の継続的な活動は確認しにくく、少なくともアルバム単位ではこの1作が中心になる。オリジナル盤は200枚限定でプレスされたため、長く入手しづらい作品だった。近年は500枚限定で再発され、クラウトロック好きのあいだで改めて注目されている。

音楽的な特徴

音楽性は、ブルース色を含んだサイケデリック・ロックとハード・ロック、そこにプログレッシブ・ロックの要素が重なる形で語られることが多い。ジャンル表記としてはRock、Folk、World、& Countryに加えて、Psychedelic Rock、Prog Rock、Krautrockが挙がっている。

サウンドの説明としては、Amon Düülに通じるフォーキーでトリッピーな感触と、JaneやThe Groundhogsに近いヘヴィなブルース・プログレッシブの要素が並べられている。演奏の印象は、整ったプログレというより、ガレージ・バンドがプログレを演奏しているような荒さを持つものとして紹介されることが多い。

影響の見え方

Kaputter Hamsterの音には、ドイツのサイケデリック/クラウトロック文脈と、英国的なブルース・ロックの流れが同居している。Amon Düül系のフォーキーな感触と、JaneやThe Groundhogsに連なる重めのブルース・ロックが同じ盤面に入っている形で、当時の周辺バンドの要素を拾いながらも、かなり荒っぽい演奏でまとめている。

聴きどころ

  • 1974年の唯一作にまとまった、短命プロジェクトならではの集中した内容
  • フォーク寄りのサイケデリックな要素と、ヘヴィなブルース・ロックの同居
  • クラウトロックの中でも、洗練より演奏の勢いが前に出るタイプの音
  • 限定プレス盤として長くレア盤扱いされてきた背景

現在の位置づけ

Kaputter Hamsterは、作品数の少なさもあって広く知られるタイプのバンドではない。ただ、唯一のアルバムが再発されたことで、クラウトロックや70年代ドイツのハード寄りサイケデリック・ロックを追う人たちのあいだでは見直されている。限定盤の経緯も含めて、掘り下げがいのあるグループとして扱われている。

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