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KC & The Sunshine Bandは、1973年にフロリダ州ハイアリアで結成されたアメリカのファンク/R&B/ディスコ・バンドだ。バンド名のKCは、中心人物ハリー・ウェイン・ケイシーの愛称に由来し、Sunshineはフロリダの愛称「サンシャイン・ステート」から取られている。
ケイシーはTKレコードでレコード店員兼スタッフとして働いていて、そこでスタジオ・ミュージシャンや地元のジャンカヌー・バンドのメンバーを集めてグループを作った。最初は「KC & The Sunshine Junkanoo Band」を名乗っていたが、やがてリチャード・フィンチとの出会いが大きな転機になり、ケイシーとフィンチの共同作業が長く続くようになる。
結成後は、ギタリストのジェローム・スミス、ドラマーのロバート・ジョンソンらが加わり、バンドの形が固まっていった。1970年代半ばにはヒットを連発し、1975年の「Get Down Tonight」がR&Bチャートとビルボード・ホット100で1位を獲得する。続く「That's the Way (I Like It)」も同年に全米1位となった。
1970年代だけで4曲の全米ナンバーワンを出し、1980年代最初の全米1位曲も含めると通算5曲のナンバーワン・ヒットを記録している。1976年のグラミー賞では複数部門にノミネートされ、受賞も果たした。
1980年代初頭はディスコ人気の反動の影響を受けた時期でもある。ハリー・ウェイン・ケイシーは1985年頃に一度活動を退いたが、その後バンドは1993年以降も活動を続けている。
KC & The Sunshine Bandの軸にあるのは、ファンクとディスコだ。リズムの強さを前に出した曲作りで知られ、「Get Down Tonight」「That's the Way (I Like It)」「Shake Your Booty」「I'm Your Boogie Man」などが代表曲として挙がる。
ウェブ上の情報でも、TKレコード周辺のスタジオ・ミュージシャンや地元バンドの人脈を背景にしていたことが確認できる。フロリダのローカルな音楽環境と、TKレコードの制作体制がそのままサウンドに結びついている形だ。
クレジットには、ハリー・ウェイン・ケイシー、リチャード・フィンチ、ジェローム・スミス、ロバート・ジョンソン、ポール・ルイス、デイヴィッド・シーゲル、ジャンネット・ウィリアムズ、ラナルド・L・スミス、ベヴァリー・チャンピオン、フェルミン・ゴイティソロ、スティーヴ・ラシュリー、アニカ・エリス、マリア・デ・クレッツェンソ、デイヴィッド・シモンズらの名前が並ぶ。
特にケイシーとフィンチの組み合わせは、このバンドの制作面で重要な要素として見られている。フィンチはTKでエンジニアとして働いており、のちにケイシーと長いパートナーシップを築いた。
KC & The Sunshine Bandは、1970年代のディスコ・ブームを支えたグループのひとつとして扱われている。全米1位曲の数や、グラミー賞での評価、そして「Shake Your Booty」や「I'm Your Boogie Man」といった楽曲の浸透ぶりを見ると、当時のヒット・メイキング力はかなり強い。
関連サイトとしては、AllMusic、公式サイトのHeyKCSB、Spotify、WhoSampled、SecondHandSongs、Wikipedia、YouTubeチャンネルなどがあり、楽曲情報や配信、サンプル使用の記録まで追いやすい。昔のディスコをまとめて聴くときにも、まず名前が挙がるグループのひとつだ。