King Sunny Ade & His African Beats

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King Sunny Ade & His African Beats

King Sunny Ade & His African Beatsとは

King Sunny Ade & His African Beatsは、ナイジェリアのアーティスト、キング・サニー・アデが率いたバンドだ。ジャンルはFolk, World, & Country、スタイルはAfricanとして登録されている。メンバーには、Shina Abiodun、Demola Adepoju、Akanbi Moses、Kemi Akanni、Michael Babalola、Niyi Falaye、Tunde Temiola、Jeyy Ihejejo、John Akpan、Femi Owomoyela、Bob Ohiri、Segun Ilori、Alhaji Timmy Olaitan、Ganiyu Alashe、Jelili Lawal、Jacob Ajakaye、Jimoh Gbadamosi、John Okeumeu、Mofes Acambi、Segun Shokumbi、Adeyemi Adisa、Jerry Ihejeto、Jonah Williams、Abiodun Fatoke、Mathew Adekunle Olojede、Rasaki Aladokunらの名前が挙がっている。

バンド名の変遷と活動の出発点

ウェブ検索で確認できる情報によると、キング・サニー・アデは1946年9月22日にナイジェリアのオショグボの王家に連なる家系に生まれ、1967年から音楽活動を始めた。率いるバンドは当初「Green Spot」の名で活動していたが、1972年に「African Beats」へ改称している。背景には、Bolarinwa AbioroのAfrican Songs Limitedとの関係の整理と、Green Spotという名称を使うタバコ・ブランドとの商標上の問題を避ける事情があったとされる。

ジュジュ・ミュージックの中心人物

キング・サニー・アデは、ヨルバ族の伝統的な歌唱や打楽器と、西洋のロックンロール的なギター・ポップを組み合わせたジュジュ・ミュージックの発展を支えた人物として知られている。サニー・アデの音楽では、伝統的なリズムの上にギターが細かく絡み、バンド編成で進む流れが特徴になっている。

1976年にはスティール・ギターを導入し、その後も新しいビートやギター奏法を取り入れていった。アフロビート、ファンク、レゲエ、ポップの要素も吸収しながら、シンセサイザーやリン・ドラムも使い、伝統音楽の要素と現代的な音作りを並走させてきた。

制作面での特徴

サウンド面では、フランス人プロデューサーのマルタン・メソニエとの協働も知られている。ここでは、ヨルバ音楽のルーツを保ちながら、録音や編曲に現代的な質感を加える手法が取られていた。大きく言えば伝統音楽の枠に収まらない作り方を続けていたバンドだが、土台にあるリズムや歌の組み立てはヨルバ音楽に根ざしている。

国際的な評価

1982年にIsland Recordsから発表された『Juju Music』は、欧米で高く評価された作品として知られている。このアルバムで、ナイジェリア人アーティストとして初のグラミー賞ノミネートを果たした。続く1983年の『Synchro System』も反響を呼び、海外でのブッキングが増えるきっかけになったとされる。

この流れの中で、ジュジュ・ミュージックはポリリズミックなポップ・ミュージックとして世界に広く知られるようになった。King Sunny Ade & His African Beatsは、その広がりを支えた代表的な存在として扱われている。

聴きどころ

  • ヨルバ族の伝統的な歌唱と打楽器の使い方
  • ギター主体で進むジュジュ・ミュージックの構成
  • スティール・ギターやシンセサイザーの導入
  • アフロビート、ファンク、レゲエ、ポップの要素の混在
  • 『Juju Music』『Synchro System』で見える国際的な広がり

このバンドを追ううえでのポイント

King Sunny Ade & His African Beatsをたどると、ナイジェリアのローカルな音楽文化が、どのように海外のリスナーに届いていったかが見えてくる。バンド名の変更、編成の拡大、録音技術の更新、海外レーベルからのリリースなど、活動の節目ごとに変化がある。ジュジュ・ミュージックの成り立ちや、1980年代のワールド・ミュージックの流れを知る入口としても見やすい存在だ。

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