Kleeer

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Kleeerとは

Kleeerは、ニューヨークを拠点に活動したアメリカのファンク/ディスコ・バンドだ。結成は1972年で、もともとはボルティモアからニューヨークへ移る流れの中で生まれた。最初期はThe Choice Fourのバックバンドとして活動していて、ギターのRichard Lee、ベースのNorman Durham、キーボードのGregory Talbot、ドラムのWoody Cunninghamが中心メンバーだった。

バンド名の変遷

このバンドは、活動の途中で何度も名前を変えている。最初は別名義で始まり、その後70年代半ばにThe Jam Bandを名乗った。1977年には、イギリスのパンクバンドThe Jamの存在が大きくなったことで、The Universal Robot Bandへ改称している。1979年にAtlantic Recordsと契約した際、最終的にKleeerという名前に落ち着いた。

音楽的な特徴

Kleeerの音楽は、Funk、Soul、Boogieを軸にしたものだ。リズムの強さが前に出る曲が多く、ダンス・ミュージックとしての性格がはっきりしている。バンドとしては、演奏主体のファンク・バンドらしい骨格を持ちながら、ソウル寄りのメロディやコーラスも取り入れていた。

代表曲としてよく挙がるのは「Keep Your Body Workin'」だ。1979年にビルボードのダンス・クラブ・プレイ・チャートで54位を記録している。「Get Tough」も米英の両方でチャート入りした曲として知られている。

活動の広がりとチャート実績

Kleeer名義では、アメリカの全米チャートでトップ40入りを3回、イギリスでもトップ50入りを2回記録している。大きな商業的成功を何度も重ねたタイプではないが、米英の両方で一定の存在感を持っていたバンドとして受け止められている。

サンプリングでの存在感

Kleeerは、後年のヒップホップやダンス・ミュージックでも参照されてきた。Dr. Dre、2Pac、Snoop Dogg、DJ Quik、Lil Jonなど、多くのアーティストにサンプリングされている。こうした使われ方から、70年代末から80年代初頭のファンク/ソウルの素材として評価されてきた面が見える。

1982年のアルバム『Get Ready』に入っている「She Said She Loves Me」は、Just Blazeによってサンプリングされ、Jay-Zの『The Dynasty: Roc La Familia』のイントロに使われた。さらに「Keep Your Body Workin'」は、2007年にTony MoranとMartha Washによる「Keep Your Body Working」としてリメイクされ、ダンス・クラブ・プレイ・チャートで1位を記録している。

メンバー

  • Woody Cunningham
  • Norman Durham
  • Richard Lee
  • Isabelle Coles
  • Paul Crutchfield
  • Terry Dolphin
  • Melanie Moore
  • Eric Rohrbaugh
  • Yvette Flowers

補足

Kleeerは、The Choice Fourのバックバンドから始まり、改名を重ねながら自分たちの名前を作っていったバンドだ。ファンクやソウルを土台にしつつ、ブギー寄りのダンス感も持っていて、その曲は後のヒップホップやダンス・リミックスにもつながっている。派手に前へ出るというより、楽曲のリズムやフレーズが長く使われていくタイプのバンドとして追ってみると面白い。

参考: Wikipedia、SoulWalking、WhoSampled、AllMusic、Soul and Funk Music

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