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Leroy Hutsonは、1945年6月4日生まれのアメリカ・ニュージャージー州ニューアーク出身のヴォーカリスト、キーボード奏者、ソングライター、プロデューサーだ。ジャンルはFunk / Soulに分類され、ソウルを軸にした活動で知られている。
1960年代、ニューアーク周辺のヴォーカル・グループで活動を始めた。大きく名前が広がる前から、すでにソングライターとしての力を見せている。ハワード大学時代のルームメイトだったドニー・ハサウェイと共作した「The Ghetto」(1970年)は、ハサウェイの代表曲の一つとして知られている。
この曲は70年代ソウルを代表する楽曲のひとつとして扱われることが多く、Leroy Hutsonの作曲面での評価につながっている。
1971年、Curtis Mayfieldの後任としてThe Impressionsのリード・ヴォーカルに抜擢された。グループでは2枚のアルバムを制作している。The Impressionsはソウル史の中でも重要なグループなので、そのリード・ヴォーカルを務めた経歴は大きい。
1973年にはソロ活動に進むためグループを離れたが、同じくCurtis MayfieldのCurtomレーベルには残り、1979年まで活動を続けた。
ソロ転向後は、1979年までのあいだに7枚のソロ・アルバムを発表している。作品では、音楽理論に支えられたアレンジと、柔らかい声質が特徴として挙げられる。そこにメロウなグルーヴが重なり、派手さよりも構成の細かさが前に出る作りになっている。
楽曲のテーマは愛を扱うものが多く、Curtis Mayfieldのような強い政治性を前面に出すタイプとは少し違う方向で、70年代半ばのソウル作品を残している。
Rolling Stone誌から「70年代ソウル最大の隠れた才能」と評されたことがある。大きく表に出るタイプの人気よりも、ソウル・コレクターのあいだで長く支持されてきた経歴が目立つ。
また、後年はヒップホップ・プロデューサーによるサンプリングでも存在感を見せている。こうした形で楽曲が使われていることからも、作品の影響は70年代だけで終わっていない。
Leroy HutsonはTriumph Recordsも運営している。アーティスト活動だけでなく、自身のレーベルを持っていた点も活動歴の中で押さえておきたいところだ。