Machiavel

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Machiavel

Machiavelとは

Machiavelは、1974年にベルギーで結成されたプログレッシブ・ロック・バンドだ。中心になったのはベーシストのRoland De Greefと、ドラマー兼ヴォーカルのMarc Ysaÿe。バンド名は、イタリアの思想家ニッコロ・マキャヴェッリに由来する。結成当初はJack Roskam、Albert Letecheurも加わっており、もともとは「Moby Dick」というバンドで活動していたメンバーがそのまま移行する形だった。

初期の活動と音楽性の変化

デビューLPは1976年に発表された。この時期のMachiavelは、クラシック・ロックとイギリス系プログレの要素を合わせた作風で、Genesisに近い方向性を持っていた。続く『Jester』『Mechanical Moonbeams』では、より独自の要素が前に出ていく。

その後、ユーゴスラビアから帰国したMario Guccioがリード・ヴォーカルとして加入し、バンドの個性がはっきりしていく。1977年の『Jester』あたりから、Machiavelらしい輪郭が固まっていったという流れだ。

『Fly』のヒットと商業面での広がり

1980年1月に発表されたシングル「Fly」は、Machiavelの代表曲として知られている。この曲では、それまでのユーロック寄りの流れから少し離れ、ディスコ、ハードロック、レゲエなどの要素を取り込んでいる。The Policeのサウンドに触発された面もあったようで、ベルギーでは大きなヒットになった。

この成功でバンドは国内での知名度を大きく伸ばし、同年2月14日にはブリュッセルのVorst Nationaalで2度目の公演を行っている。『Urban Games』では、より商業的な楽曲へ寄せた動きも見せ、新しい聴衆を獲得した。

活動休止、再始動、現在まで

1981年の『Break Out』発表後、バンドは長い活動休止に入った。その後、1987年に短期間再結成され、1998年にはキーボードのHervé Borbéを加えて本格的に再始動している。以降も活動を続け、2013年には12作目のスタジオ・アルバムを発表した。

バンドの編成は時期によって変化しているが、Roland De Greef、Marc Ysaÿe、Mario Guccio、Thierry Plas、Christophe Pons、Albert Letecheur、Hervé Borbé、Jean Jacques Roskam、Jean Paul Devaux、Kevin Coolsらの名前がメンバーとして挙がっている。

音楽的な特徴

Machiavelは、プログレッシブ・ロックを土台にしながら、時期によって曲の組み立てや音の置き方を変えてきたバンドだ。初期はクラシック・ロックと英国プログレの影響が見えやすく、そこから独自のアートロック寄りの方向へ進んでいる。後期には、より直接的な歌ものの要素も取り込み、幅を広げてきた。

ベルギーのロック史の中では、プログレ色を保ちながら国内でヒット曲を出したバンドとして扱われることが多い。特に「Fly」の存在で、バンドの名前が広く知られるようになった。

関連する情報

Mario Guccioについて

Mario Guccioは、Machiavelのサウンドを形づくった重要なヴォーカリストのひとりだ。2018年1月20日に64歳で亡くなっている。2022年にはKevin Coolsが加入しており、バンドはその後も活動を続けている。

ジャンル・スタイル

Rock Prog Rock
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