Marianne Faithfull

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Marianne Faithfull

Marianne Faithfullについて

Marianne Faithfull(マリアンヌ・フェイスフル)は、1946年12月29日にロンドンのハムステッドで生まれたイギリスのシンガー、ソングライター、俳優だ。2025年1月30日にロンドンで死去している。活動は1960年代半ばから始まり、60年以上にわたって音楽と演技の両方で作品を残した。

ジャンルはロック、ポップ、フォーク、ワールド、カントリーにまたがり、スタイルとしてはバラードの要素も強い。作品ごとに編成やアレンジの幅が広く、時期によって表現の重心が変わっていくタイプのアーティストだ。

デビューと60年代の活動

マリアンヌ・フェイスフルは1964年、ミック・ジャガー、キース・リチャーズ、アンドルー・ルーグ・オールダムが手がけた「As Tears Go By」でデビューした。この曲は全英トップ10ヒットになり、初期の代表曲として知られている。

1966年から1970年にかけては、ローリング・ストーンズのミック・ジャガーとの交際が大きく報じられた。音楽活動と私生活が強く結びついて注目された時期でもある。

苦難の時期と復帰

破局後は、息子の親権を失い、ヘロイン依存やホームレス生活も経験したとされる。こうした経緯を経て、彼女の音楽は大きく変化していく。

1979年に発表したアルバム『Broken English』は、本人が「自分の最高傑作」と語った作品として知られる。発売当時から高い評価を受け、復活作として扱われることが多い。パンク、レゲエ、ジャズの要素を含む楽曲が並び、70年代後半の彼女の再出発を示すアルバムになった。

声の変化と音楽的特徴

長年の薬物乱用と重い喉頭炎の影響で、声質は若い頃の印象から大きく変化した。かすれた低い声は、後年の彼女の重要な特徴として受け止められている。『Broken English』以降は、その声が曲の緊張感や重さを支える役割を持っていた。

バラードを軸にしながらも、ロック、フォーク、レゲエ、ジャズなどを取り込む構成が目立つ。歌のうまさだけで押すというより、言葉の置き方や声の質感で曲を進めるタイプの表現が中心にある。

人物像と系譜

ウェブ上の情報では、母方の遠縁にオーストリアの作家レオポルト・フォン・ザッハー=マゾッホがいることが知られている。2009年には、いとこの死去に伴って「ザッハー=マゾッホ男爵夫人」の称号を継承したことを明かしているが、本人はその称号を名乗ってはいない。

また、1960年代のロック・シーン、とくにローリング・ストーンズ周辺の歴史と深く関わった人物としても記憶されている。音楽史の中では、当時のポップスターとしての顔と、その後の再評価されたシンガーとしての顔の両方が大きい。

関連サイト

初期のヒット曲から『Broken English』以降の作品まで追っていくと、時代ごとの声の変化や、曲の選び方の変化がはっきり見えてくる。60年代のポップ・シンガーとしてだけでなく、70年代末以降の表現者としても見ておきたいアーティストだ。

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