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Marissa Nadlerは、アメリカ・ワシントンD.C.生まれのシンガーソングライター/画家だ。マサチューセッツ州ニーダムで育ち、1981年4月5日生まれ。ジャンルの枠ではRock、Folk、World、& Countryに分けられているが、実際の活動ではフォーク、アコースティック、フォークロックを軸に作品を重ねてきた。
10代の頃に独学でギターを覚え、趣味として曲作りを始めた。のちにロードアイランド・スクール・オブ・デザインで絵画を学び、2003年にイラストレーションの学士号、翌年に美術教育の修士号を取得している。在学中からプロヴィデンス周辺のオープンマイクで演奏を始め、音楽活動を広げていった。
2004年、Eclipse Recordsからデビュー作『Ballads of Living and Dying』を発表した。初期2作は、少ない楽器編成で作られた点が注目されていた。その後、2007年の『Songs III: Bird on the Water』で国際的に知られるようになった。
Marissa Nadlerの音楽は、伝統的なフォークやカントリーを土台にしながら、ゴシック調のアメリカーナ、夢見心地なポップス、実験音楽、ブラックメタル的な要素まで取り込む幅を持っているとされる。メゾソプラノの歌声も評価されていて、楽曲の中心を支えている。
2016年の『Strangers』では、それまでの一人称的な告白調の書き方から離れ、登場人物を軸にしたエピソード性のある楽曲へと作風を広げた。その後の『For My Crimes』(2018年)や『The Path of the Clouds』(2021年)でも音の幅を広げながら、感情の密度は保たれている。
Marissa Nadlerは現在、Sacred Bones RecordsとBella Unionに所属している。2025年8月には10作目のスタジオアルバム『New Radiations』を発表しており、20年以上にわたって継続的に作品を出し続けている。