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Mark-Almondは、1970年から1978年まで活動したイングランドのジャズ/ロック・グループだ。中心メンバーはJon MarkとJohnny Almondで、2人は1969年にJohn Mayallの録音で一緒になったことがきっかけで知り合った。そこから1970年にMark-Almondを結成し、Tommy EyreとRoger Suttonを加えて活動を始めている。
Jon Markはセッション・ギタリストとして活動していた人物で、Mark-Almond結成前にはMick JaggerとともにMarianne Faithfullの初期作品の制作に関わり、ツアーにも同行していた。1969年にはJohn Mayallのバンドに加入し、アコースティック・ギターを担当した。参加作『The Turning Point』では、フィルモア・イーストでのライブ録音において、ドラムを置かずにフィンガースタイルのアコースティック・ギター、フルート/テナーサックス、ベースで構成されたサウンドを展開している。
Johnny Almondは1946年7月20日、イングランドのミドルセックス州エンフィールド生まれだ。サクソフォン/フルート奏者としてZoot Money's Big Roll BandやAlan Price Setで活動し、1969年にはJohnny Almond's Music Machineを結成してソロ作品も制作している。同じく1969年にJohn Mayallのバンドへ参加し、『The Turning Point』でJon Markと出会ったことが、Mark-Almond結成につながった。
Mark-Almondは1970年にデビューし、翌1971年には2作目を発表した。この時期にドラマーのDannie Richmondが加わっている。1972年から1973年にかけては7人体制に拡大し、その後メンバー交代を重ねながら活動したが、いったん解散している。
1975年にはJon MarkとJohnny Almondがデュオとして再始動し、1978年までにさらに4枚のアルバムを残した。1996年にはCD『Night Music』のために再結成し、キーボードのMike Nockらが参加した。Johnny Almondは2009年11月18日に63歳で亡くなっている。
Mark-Almondの音楽は、Rock、Jazz、そしてフォークロックの要素を組み合わせたものとして語られることが多い。特にライブでは長尺のインストゥルメンタル・ジャムを展開し、そこにジャズの即興性とロックのバンド感を持ち込んでいた。
デビュー作『Mark-Almond』(1970年、Blue Thumb)には「The Ghetto」が収録され、評価を集めた。2作目の収録曲「One Way Sunday」はボストンのラジオ局WBCNで支持され、1972年初頭にはBillboard Hot 100にも入っている。「What Am I Living For」は、グループ曲の中でも特に多く米国のラジオで流れたとされている。
活動期間中には、以下のメンバーが関わっている。
Mark-Almondを追うなら、まずはJohn Mayall周辺の流れを押さえると背景が見えやすい。Jon Markのアコースティック・ギターとJohnny Almondのサックス/フルートが軸にあり、そこへリズム隊や鍵盤が加わることで、ロック寄りにもジャズ寄りにも振れる構成になっている。
スタジオ作でもライブ感のある演奏が前に出る場面が多く、曲の長さや展開の仕方にその特徴が出ている。ジャズ、ロック、フォークロックの境目をまたぐバンドとして、70年代前半の英国周辺の流れをたどるときに名前が出てくる存在だ。