Marty Robbins

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Marty Robbins

Marty Robbinsとは

Marty Robbinsは、アメリカのカントリー歌手、ソングライター、俳優、著者、そしてストックカー・レーサーとしても活動した人物だ。1925年9月26日にアリゾナ州グレンデールで生まれ、1982年12月8日にテネシー州ナッシュビルで亡くなっている。

音楽活動だけでなく、舞台、テレビ、映画、執筆、レースまで手がけていた点が、この人の経歴をそのまま特徴づけている。カントリーの枠に収まりきらない動き方をしていたアーティストとして記録されている。

活動の始まりとブレイク

貧しい家庭に生まれ、双子の妹Mamieとともに育った。10代で学校をやめ、1943年から1945年まではアメリカ海軍に従軍している。音楽活動は1947年に始まり、まもなくフェニックスのKPHOでラジオとテレビの番組を持つようになった。

大きな転機は1951年で、テレビ番組にLittle Jimmy Dickensが出演したことがきっかけになった。Dickensが強く評価し、Columbiaとの契約につながっている。1953年にはGrand Ole Opryに加入し、ナッシュビルへ移った。

音楽的な特徴

Robbinsは、幅広いスタイルを扱えるバリトン歌手として知られている。カントリーを中心にしながら、西部劇調の曲、ロカビリー、ハワイアン、ゴスペル、ポップ・バラードまで録音している。

プロフィール上でも、1950年代から1960年代にかけてのクロスオーバー・アーティストのひとりとして扱われている。カントリーの土台を持ちながら、ポップ寄りの楽曲でも結果を出していた点が特徴として挙げられる。

代表曲とアルバム

1959年のアルバム『Gunfighter Ballads And Trail Songs』は、Robbinsを語るうえで外せない作品だ。ここからのシングル「El Paso」は、カントリー・チャートとポップ・チャートの両方で1位を獲得し、グラミー賞も受賞している。

このアルバム自体も全米ポップアルバムチャートで6位を記録し、最終的に100万枚を超えるセールスを記録したとされている。同作には「Big Iron」も収録されている。

「Big Iron」は、アリゾナ・レンジャーが無法者テキサス・レッドを追う西部劇調の楽曲だ。2010年のゲーム『Fallout: New Vegas』で使われたことをきっかけに、2010年代以降にインターネット上で再び広く聴かれるようになった。SpotifyやTikTokでも若い世代に届いた例として挙げられている。

レコーディング実績

Robbinsのキャリアでは、通算94曲がチャート入りし、そのうち16曲が1位になっている。録音アーティストとしての実績はかなり多い部類に入る。

ラジオ、テレビ、レコードの各媒体で活動しながらヒットを重ねていた点も、この人の強みとして見て取れる。

Grand Ole Opryとストックカー・レース

1953年にGrand Ole Opryへ加わったあとも、Robbinsは音楽以外の活動を続けている。1965年には、ナッシュビル・スピードウェイでストックカー・レースに出るため、Opryの出演を最後の枠に移している。

レースではCotton Owensが手がけたマシンでタラデガやデイトナなどの大きな大会に毎年出走していた。最高成績は1974年のミシガン・モーター・ステート400での5位とされている。

1983年には、彼の死の翌年にナッシュビル・フェアグラウンズのレースが「Marty Robbins 420」に改称され、レースの世界でも名前が残っている。

晩年と評価

1982年10月11日、Marty RobbinsはCountry Music Hall of Fameに殿堂入りしている。その約7週間後の12月2日に心臓発作を起こし、6日後の12月8日に57歳で亡くなった。

現在は、カントリーのヒットメーカーとしてだけでなく、西部劇的な語り口を持つ楽曲、広いジャンルをまたいだ録音、そして音楽とレースを両立した人物として紹介されることが多い。家族にはカントリー歌手の子どももいる。

ジャンル・スタイル

Folk, World, & Country Country
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